休憩が明けてからの後半は『ラドン』でスタート。何せ同じ熊本県民ですから(笑)。圧倒的な恐怖感を持って迫るメイン・タイトルも迫力いっぱいですが、やはりラドンの都市襲撃のモチーフ(テンポ等が微妙に異なる3バージョンをすべて演奏!)と自衛隊機による追撃シーンの曲が波状攻撃で演奏され、またまた盛り上がります。


そしていよいよ『宇宙大戦争』。オープニングからメイン・タイトルのマーチへの流れですでに涙目に。そしてついにマーチが!月面攻撃のバージョンでちょっと流れた後、他の数曲を挟んでクライマックスのハイテンポ・バージョンがきっちり演奏され、私の涙腺は完全に決壊。


最後は『ゴジラVSメカゴジラ』。メカゴジラのテーマは圧倒的な音量で、もう腰が抜けそうになりました。ラドンのテーマもかかりますが、今回のコンサートでは曲想が完全に異なる初代と2代目(以降)の両方のラドンのモチーフが聴けたわけです。そしてクライマックスはもちろん『Gフォースマーチ』!しかも、メカゴジラのモチーフを融合させてこの曲のテンポで演奏するという、オリジナルにない編曲がありましたが、これは実にユニークな上に見事に成功していて、コンサートの締めにふさわしい盛り上がりになりました。


もうすっかり燃えつきてしまいましたが、いつもFacebookで絡ませていただいている、女優で歌手の西塔紅美さんとしっかり記念撮影させていただきました(笑)。


コンサートの後、近くのお店を借り切って打ち上げが開催され、実行委員会の皆さん、観客として来場されていた関係者の皆さん、さらには今回もエネルギッシュな指揮を披露してくださったイケメン指揮者の斎藤一郎氏や演奏者の皆さんと一緒に盛り上がりました。


私が座ったのは、何と平成ゴジラ・シリーズでのゴジラのスーツ・アクター、薩摩剣八郎氏!


九州人同士、しかもお互いの出身地が県境を挟んだ隣町同士だったことが判明し、異様に盛り上がってしまいました。



東宝レコードの『ゴジラ』をはじめ、日本の特撮映画音楽のレコードの数々を生み出してこられた西脇博光先生。



名アルバム『ゴジラ伝説』の生みの親であり、当日の司会を務められた井上誠氏(左)と、小林淳先生(右)。


おぎ原さんによるミュージカル・ソウの生演奏もありました。


他にもたくさんの皆さんとお話することができましたが、皆さん、私みたいな者にも温かくきちんと接してくださりました。その点でも、本当に楽しいひと時を過ごすことができました。


行ってよかった!