年明けはいつもビーチから始まる。
今年は、走って、潜って、潮干狩り、家でそれを食べる。
心と体を整えて、この一年に備える。
去年やっと掴んだ仕事。
無我夢中で走り抜けた2021年。
そこでの2年目は、もうルーキーではなく、一人前の頭数に入れられる。
甘えなど許されない。
蓋を開けたら、数学の先生が一人足りていない。
代講の先生で誤魔化しながら、一学期をつなげようと思ったら、まさかの主任が離任。
その後立て続けに更に二人が学校を去り、数学科は崩壊。
慌てて二人数学の先生を採用し、数学の先生は担任を外れ、ホームルームの時間を数学を教える時間にあてた。
体育科や英語科、理科の校長先生まで借りてきて、なんとか全クラスに先生を配置することができた。
その間、フルで稼働していた自分。
嫁さんがうちの学校の受付の仕事を始め、学校全体がやっと見え始める。
とにかく目の前のことだけでなく、数学科全体を見て自分が何ができるかを考え続ける一年だった。
来年は、数学の授業だけでなく、日本語の授業を受け持つことになった。
本当は教科の垣根を超える前に、微積を教えさせてほしかった。
しかし、学校の台所事情も、ホームスクーリングが増え、生徒数が減ったおかげで、かなり厳しくなってしまったのも一つ。
学ぶつもりで、また学校運営を助けるつもりで、引き受けた。
今年は実は、体にも大打撃があった一年だった。
みんながコロナで軒並み病欠になる中、僕はずっと平気で仕事し続けていたのに、娘と嫁さんが肺炎にかかってしまう。
その頃に歯がかけて、17万円もかけて被せ物を。その後、10月に入ると、親知らずが急に痛み始める。
仕方なく親知らずニ本抜歯。
10万円が飛ぶ…。
そして、上の歯の歯茎の中に膿が溜まり、さらにもう一本抜歯…5万円…。
で、極めつけに、うちのプリウスのハイブリッドのバッテリーが逝ってしまい、30万円…。
生活、健康、お財布において厳しすぎる展開に…。
極めつけは、やっとの思いで3年以上ぶりの一時帰国!と思ったら、帰国直後にコロナにかかってしまう…。
踏んだり蹴ったりの後半だった。
そのおかげで、十分体は休められた。
来年は、日本語教育を学び、統計学も学び、そして新たな教授法も学ぶ年になる。
日本で英気を養って、またエンジン全開で駆け抜けよう。
皆さん、本年もお世話になりました。
来年もよろしくお願いいたします。
では、良いお年を✨