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やんしんブログ(数学教師@NZ)

計算と英語が苦手だったのに、今は英語で数学を教える数学教師。
奥さんはNZ人。
波乱万丈な人生の記録始めました。
#教育 #国際結婚 #数学 #英会話 #教師 #熱血教師 #ニュージーランド #ギランバレー症候群

ツイッター村では、算数・数学教育に携わっている人が炎上するネタがあります。


それが、掛け算の順序です。


例えば、みかんが5つ入っている袋があります。

一袋300円で、それを5袋買いました。

合計いくらでしょう?

300×5=1500円

と書けばいいところを

5×300=1500円

と書いて、先生にバツをもらった子供の写真をアップして「なんで間違ってるんですか?」と。


そこにとある先生は「掛け算に順序なんて関係ありません」という。

そこに対して「順序がなかったら、全然意味が変わってくる」っていう先生も。


そして、順序守る派と順序関係ない派が現れ、相当炎上します。

炎上すると、周囲の注目を浴びるので、さらに加熱します。


結果的に言うとね



くそどーでもいい。


意味が通ればいい。

使えればいいんですよ。

どーしても順序を間違うと計算間違いが起こりそうなときは、順序に気をつけてねって言えばいいし、順序なんてどーでもいいときは、スルーで。

適材適所なんです。


なんか、こういうのを先生方が躍起になって議論してるとこ見ると、ウチの娘たちは、こういう先生方の生徒だけには絶対させたくない、と強く思ってしまいます。


柔軟性のなさもそうなのですが、躍起になってどうでもいいことに熱を入れる人の八つ当たりの対象に生徒がなりがちだから。


熱く議論すること自体は悪いことではないけど、感情がそこにのっかってくるのはねぇ。


とまぁ、教育者として、数学教師として、そして親としてそう思った、という話でした。


それではみなさん、どーでもいいことは、どーでもいいということを、みんなで理解して良い水曜日を迎えましょう!


ではウインク