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やんしんブログ(数学教師@NZ)

計算と英語が苦手だったのに、今は英語で数学を教える数学教師。
奥さんはNZ人。
波乱万丈な人生の記録始めました。
#教育 #国際結婚 #数学 #英会話 #教師 #熱血教師 #ニュージーランド #ギランバレー症候群

こんにちは。

 

9月から、暦上も春になって、皆がニコニコし始めたニュージーランド。

そんな中、生徒たちは必死に年末に訪れる試験に向け勉強しています。

 

ニュージーランドには、インターナルとエクスターナルの試験がありまして、インターナルは、学校の先生が試験を作り、先生が採点するテスト。エクスターナルは、NZQAという国の期間が作成するテストで、採点も外部者が行います。

 

僕はインターナルよりもエクスターナルの方が好きなんです。

インターナルは、先生の匙加減が影響したりするので。

 

ストライクゾーンのど真ん中に、ド直球を投げ込んで真っ向勝負を挑みたいタイプなんです。

 

だから、エクスターナルを控えて頑張っている生徒たちにはたくさん勉強を教えてあげたい。

なので、自分のプランニングの時間に充てるための空き時間に、Year11と13の生徒を呼んで数学を教えています。

 

Year13は高校3年生。

いわゆる普通の教育の最高学年。

その生徒たちが受ける数学の試験は、統計学と微分積分学、そして複素数。

僕は統計学は弱いので、微分積分学と複素数を教えるわけですが、実はここに踏み込めないでいたんです。

と言うのも、英語で教えたことがなかったので、自信がなかったんですよね。

でも、自分のフリータイムを使って教えるチューターである場合、全くプレッシャーがない。

 

喜んで複素数を教え始めたら…英語でも全然いける。

全くそん色なく教えられる。

 

つまり、僕の英語力は、微積や複素数平面を教えるには十分なレベルにまで達していたという事なんですよね。

今まで、英語力の部分が気になって、「俺に微積持たせて!」と強く出られなかったけど、これからはグイグイ前に出られそうです。

 

とは言え、正直時代の流れから、統計学も学んでおかないと、10年後にはあまり必要のない先生になってしまうだろう事も予想されるので、統計学も引き続き学びますけど。

 

移住して11年弱。

英語圏で働き始めてから6年弱。

学校の先生になって3年弱。

 

僕の英語力も、ようやくここまで来ました。

この僕の経験が誰かの物差しになったらうれしいなと思って書いてみました。

 

では、よい週末を✨