5年後、立場が逆転するんじゃないかな。 | やんしんブログ(数学教師@NZ)

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計算と英語が苦手だったのに、今は英語で数学を教える数学教師。
奥さんはNZ人。
波乱万丈な人生の記録始めました。
#教育 #国際結婚 #数学 #英会話 #教師 #熱血教師 #ニュージーランド #ギランバレー症候群

今、You Tubeでマネーと虎みたいなやつの受験版がやっていて、教育系をフォローしている僕のYou Tubeでおすすめで上がってくる。


塾を経営している人とか、いろんな受験界隈の偉人がそこにいて、3ヶ月バイトすれば貯められる程度の金額を出資してほしいと言う受験生をボコボコに言い上げるという企画。


これ、5年後はもしかしたら立場逆転してるかもって思いながら見ていました。


もし日本が世界に対抗できる力をつけるためには、教育にメスを入れる必要が出てきます。

でも、急速な変化を望まない国民性から、じわじわと数年単位で日本は変化させます。


先日のブログで書いたのが、日本の推薦枠、AO受験枠はこれからじわじわ大きくなると言う事。

それが仮に現実になり、5年後に80%以上が推薦とAO入試枠でカバーされたとする。もしくは違った形であれ「大学で学びたい人間が大学に入りやすくなる仕組み」がある程度構築されていたとする。


となると【過酷な難しい入試に対応することが教育の最終目標】と言う一般的な理解が消え始める。


そうなった場合、入試が難しいから生徒が通っていた塾や予備校の立場は大きく変わってくる。


一方、今、これから大学に行こうとしている人たちが、大学を出て事業を始めたりして、急速に変わる社会の中で苦労して社会の中の処世術を身につける。


もし、塾や予備校の経営者の方々の中で「受験はこうあるべき」と頑なに古来からの入試に勝てる方法をストイックに教えていくビジネスモデルを変えられなかったら、事業は縮小し行き詰まる。



そこで、マネーの虎のように「資金繰りが厳しいから出資してほしい。」と、かつて叱りつけた受験を志していた若者にお願いする立場になるかもしれない。


そんなことを動画を見て思ってしまった。


さぁ、これから日本の教育がどうなるか、じっくり見ていきましょう凝視