企業の大きな変化が日本の教育を変えるかも。 | やんしんブログ(数学教師@NZ)

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計算と英語が苦手だったのに、今は英語で数学を教える数学教師。
奥さんはNZ人。
波乱万丈な人生の記録始めました。
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日本には、昔からある洗練された教育がある。
学校教育も、すごく良くできたシステムに出来上がっている。

ただ、日本を離れて、他の国の教育を見るとわかる。

日本の教育には決定的な欠陥が一つあるということを。

それが「受験がゴールになってしまっていること」だ。

高校受験でも、大学受験でも、そこを通過させられなかった先生の指導は間違っていて、通過させられれば、ある意味生徒を罵倒しても許される。

これが教育なのか?と思ってしまうことが、お受験システムでは成り立ってしまっている。


大学受験がなぜこんなにも難しいのか。

それは、大学で学ぶ内容について来れるようにあったはずの考査の位置づけの受験が、上澄みを取るための試験になってしまったから。

受験で必要とされた力がちゃんと大学の中で生かされているか?

そこには疑問が残る。

じゃぁ、なんで難しい受験を、育ち盛り、人として成長し盛りの青春真っ只中の若者たちを机と椅子に縛り付けて、ただひたすら使うかもわからない知識の詰め込みに専念させるのか?

僕個人としては、本当の基礎さえ出来ていれば、大学の中でしごいてあげればいいと思っています。

できなきゃ留年させてあげればいい。
本当に学びたい意識のある生徒は、食らいついて、大学在学中に一皮も二皮もむける。

海外の大学はそういうところが多く、みんな苦しみながらも充実した時を過ごしている。

それに比べて、今の日本の現状は、大学は就職への切符。

日本の脳の部分の大学がそれでいい訳がない。

僕はずっとそう思っていました。

そんなときに目にしたのがこの記事。


これは、僕個人の意見としては、日本の教育にとってすごくいいことだと思っています。

これで新卒ブランドの価値が下がれば、受験合格がゴールになっているシステムを根底から覆すことができる。

大企業たちには、積極的に中途採用枠を増やしてもらいたい!と強く思ったので、珍しく超真面目な教育専門家としての記事を書いちゃいました真顔

やっぱ柄に合わないので、次からはやっぱり、軽い感じでおちゃらけていきたいと思いますニヤニヤ