そして、最後です。
これが一番厄介な問題なのではないでしょうか?
それは、プライドという問題です。
いや、そんなものはないと言われる方もいらっしゃると思いますが、実はそうなのです。
実は、私はプライドだけは高かったのです。
少なくとも、スカイツリーよりは高かったでしょう(笑)
私は、自分の罪を告白するということを、〝相手に借りを作ることだ〟と考えていました。
そうすることによって、私は妻に対し、また妻の実家に対し一生頭が上がらないだろうと考えていました。
そして、それは男として我慢できない!と思っていました。
これが、私のプライドってやつです・・・
ましてや、私はマスオさんという立場にありました。
だから、頭が上がらないというよりは、一層監視の目が厳しくなるのではないかと考えていたのです。
そんな生活には絶対に耐えられない、私には私の人生がある!どうして、そんな窮屈な人生を送らなければいけないのだ?と考えておりました・・・
つまり、自分の夫として、父親として、そして男としても威厳が保てなくなる、とこの期に及んでもまだ、そんなことばかり考えていました。
自分で失態を犯しておきながらも、何を考えているのだ?と思うかもしれませんが、でも、プライドだけはしぶといほどに残っていたのです(笑)
人は誰しも、夫とはこういうものだ、父親とはこういうものだ、男とはこういうものだという価値観があります。
でも、その価値観も、本当に正しいものなのかは定かではありません。
あなたの立場やプライド、威厳は、ただ単にあなたが考えていたもの、思い込んでいただけです。
私のように歪んだものもあるのです。
大切なのは、立場やプライド、そして威厳ではありません。
人としてどうなのか、隠し通すことや騙すことが、人としてどうなのか、と言うことです。
そして、家族がいるのなら、他者を愛する、家族を愛するということです。
まずは自分の価値観を捨ててみる、真摯な態度で向き合ってみることです。
自分自身にも、そして他人にも、です。
すると、必ず新しいものが見えてきます。
新しい立場やプライドは、あとから付いてきます。
もちろん、私がマスオさんではなかったら、また状況が変わっていたのかもしれません。
おそらく、あれほどまでに立場やプライドを強く意識することはなかったでしょう。
もしも、マスオさんではなかったら、おそらく今頃は平々凡々と、まあそれなりの不満や不平を抱えながら生きていたのではないでしょうか・・・
でも、あのような状況だったらからこそ、あのような経験があったからこそ、今こうして気づき、そしてあの時以上に成長することができたのです。
だから、今こうしてあなたに伝えることができるのです。
あなたが、私のような状況だとしても、いやそれ以上の最悪の状況だとしても、それは必ずあなたに成長をもたらします。
未来のあなたは、今のあなたに必ずこのように言うはずです。
〝今があるから未来の私がいるのだ〟と・・・
〝今は確かに苦しいかもしれない、でも、それは必ずお前の糧となるはずだ〟と・・・
〝大丈夫だ!お前は絶対にパチンコをやめられる〟と・・・
あなたの能力は、まだまだこんなものではありません。
ただ、その能力が眠っているだけです。
あなた自身を信じてください!
強く信じてください!
私のことなど信じなくても構いません。
ただ、あなたはあなた自身を信じてください!
