フライトを終えた翌朝。
少し町を散歩して、事前に宿のオーナーとやり取りしていたツアーのピックアップを待つ。
社会主義時代の面影を残す町並み。
大きな通りを一本入ると、見たことのある気がする景色が広がる。
まるでリトアニアのような、キルギスのような、
エストニアのような、ハンガリーのような、
キルギスのような、そんな感じ。
旧ソ連と関係のある国は、やっぱり作りが似ているのかな。
大通りには、立派な建物がたくさん。さすが首都。
朝ごはんがついていないので、コンビニでマントウを買う。
コンビニは韓国のチェーンのCU。GS25もある。
中身は羊肉だった。普段食べないからやや臭うが、全く許容範囲内だった。
プラプラして宿に帰ると、ちょうどピックアップが来ていた。
ツアーメンバーは2人。旅行会社でツアー添乗勉強中のモンゴル人と私。
ウランバートルの渋滞を抜けて、30分もすると大草原がすぐに広がる。
この時は「きた!大草原だ!」と思っていたけど、
何百倍も広い草原をこの後見ることになる。
ウランバートルから1時間ちょっとで、チンギスハーン像に到着。
モンゴルの象徴。
「チンギスハンがモンゴルを大きくしてくれた。これだけの草原を残してくれた」と
ガイドさんが言っていた。みんな、チンギスハンが大好き。
像の下はちょっとした博物館になっていて、伝統的なブーツの巨大像があったり、
馬頭琴や伝統衣装が飾られていた。
外から見ると、青い空に映えてとても立派に見える。
チンギスハン生まれ故郷の方角を向いていて、手には金の鞭を持っている。
そして像が見ているのは、モンゴルの大草原。
空も開けて、とても心地が良かった。
像を後にすると、まもなくテレルジ公園内へと入った。
ここでも、大自然の景色に圧倒された。