5/19に書いた日記そのまま。
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でも、私のサンティアゴ巡礼は終わった。
言葉にできない日々だったし、今サンティアゴでもそういう日々を送っている。
カミーノはミラクルがたくさん起きるよとはよく聞いていたけど、
今は本当に毎日感動の嵐で、奇跡の中に毎日いる。
すごい環境だ。
友達の誕生日に友達の名前が道端に現れた時も、
サンティアゴでアルベルゲを探して迷っていたらジョバナに再会したことも、
ダニエラとアルベルゲが一緒だったことも、
全て、ひとつでもタイミングと決断が違ったら違う結末になっていたもの。
ひとつひとつが小さな瞬間の積み重ね。
サンティアゴ大聖堂の前に到着した時は、
終わったということや感動したということはあまり感じなくて
ここがサンティアゴか。サンティアゴってちゃんとあるんだ、、、
という気持ちでいっぱいになった。
到着3日前くらいから、徐々に減っていく距離に終わりを感じて、今この瞬間が大事だな〜という思いで胸がいっぱいになって、歩きながら何回も泣きそうになった。
終わるのが悲しかったわけでも嬉しかった訳でもない。この日々がただ愛おしくていっぱいいっぱいになっただけ。
自分が本当にこんなに歩いたのかと疑いたくなる。
でも、自分の記憶にも、携帯のアルバムにも、たくさんできた仲間との間にも、しっかり歩いてきた証拠がある。
不思議だ。
やりきったんだ。嬉しい。