day26  5/10

早起きはいつも通り失敗で7:53出発。

足の右の小指の爪が紫色になっている。昨日気づいてはいたが知らないふりをしていた。
痛くはないのでそのままにするが、なんともないことを祈る。

歩いて1分、昨日見損ねた許しの門へ。


これか。。。


触ってみたかったけど、サンティアゴには行くので触らずに立ち去った。
私には必要ないはず。


既に朝日が高い。


昨日は雨だったが今日は晴れ間がある。
寒いと思っていたけど湿気っていて少し暑い。
街は霧に覆われていて綺麗。



街を出て山を少し歩くと、幻のような景色が広がっていた。

美しい。本当にこの世か。
絵画か、ディズニーの世界では。。

さて、サンティアゴまで200キロとなった。
これはこれで切ない。終わって欲しくない。


陽射しの中歩く。暑い。
猫ちゃん達がコソコソ何か食べていた。

今日は村をたくさん越えるコース。
村ごとに休憩したくなる。全く進まない。

休憩する予定のなかったところで休憩しまくる。
パン屋の匂いのクッキーやさん。

最近は歌いながら歩いている。
昨日つくった「足が痛いけど焼きそばが食べたい歌」の肩が痛いバージョンを歌いながら進む。

しょーもない



村は全部ゆったりめ。心地いい。


途中で牛、ねこ、馬に遭遇。動物園か。

馬は私が行く道から来たようで、すれ違ってからは道に大量の💩が落ちていて、歩くのが大変だった。

そして平坦だった道程は急に山道となった。

💩避けと山道で疲労困憊。
💩に集っていたハエが私のパーカーにとまる。
やめて。


山の神。

1時間程で越えると村に出た。今日はここに泊まる。

いいところだ。

焼きそばが食べたい歌を2日間も歌ったので、ストックしていた焼きそばを食べる。

もはや美味しい。が、これは本来の焼きそばの味ではない。

いい雰囲気の村。

今日のアルベルゲはWiFiなし。日記を思う存分に書く。
カミーノの日々がいかに貴いか。
どれだけ貴重な時間を過ごしているか。
こんな日常、もう二度と戻れないんだろうな〜


8時半でこの明るさ。


言い表せない気持ちでいっぱい。

おやすみなさい。ブエンカミーノ。