アジア編もインド編ままならぬ間にサンディアゴ巡礼が始まります。
もしこのブログを楽しんでくれている方がいるならば、カテゴリ毎に見て貰えると話が続くようになっています。


4/15
サンディアゴ巡礼の始まりの街、サンジャンピエドポーに来た。

インドを出てパリに着いたのが4/11。
4/14にバイヨンヌを経由して、今日のお昼に到着。



あまりいいお天気ではない。

バイヨンヌから電車で1時間。
駅から出て、巡礼者たちと思われる人の列に着いていく。目指すは巡礼事務所。
みんな城壁の中に入っていく。15分ほどで巡礼事務所に到着。
みんな、私を導いてくれる神様だった模様。

ちょうどシエスタだったので30分ほど待機。
巡礼事務所のオープンと同時に中へ。English!と言っている人の列に並ぶ。



説明を聞く。
途中、スペイン語列に並んでしまった日本人おばちゃんの通訳をお願いされる。
大きいお札はあまり使えないから、この人に伝えてあげて!との事。おばちゃんの手元を見ると50€札。なるほどね、優しい。

話を聞いているとどうやら明日の道は思っているより険しいらしい。
ピレネー山脈越え。無事次の街まで行けるのだろうか。

事務所で説明とクレデンシャル(巡礼手帳)、ホタテ貝をGETして今日のアルベルゲを探す。

が、まだシエスタなので、アルベルゲがやっていない。
適当に入ったカフェでサンドイッチを食べる。
パリに着いてからというもの、毎日パンだ。飽きた。パンは大好きだけど、温かいものが食べたい。
今日の夜はキッチンがなかったとしても、電子レンジくらいはあるだろう。夜ご飯が楽しみでしょうがない。

ご飯と街ブラをして、ようやくムニシパル(公営アルベルゲ)を発見。
1泊10€。ヨーロッパの真ん中の国でこれは破格だ。
一室20人部屋。ドミトリーに慣れている私にはアルベルゲ生活は苦にならないだろう。思っていたより綺麗でテンションが上がる。

マーケットへ行って夜ご飯と軽食を購入。装備も整えた。奮発していちごを買った。
泣くほどいちごが好きなのに、ここ2年はいちごの季節に日本にいない。いちごを食べていないことへのストレスが溜まっていたのでここで解消。




夜ご飯はパスタを食べた。
本当は自炊したかったけど、電子レンジしか無かった。
この間友達に貰ったお味噌汁付き。なんて美味しいんでしょう!


そして相棒。

最近重い私の相棒。
中には洋服とウクレレと寝袋が入っている。それくらいしかないのに重い。なんでだろう。
少しでも軽くするためにこまめにプチ断捨離をするが、なかなか軽くなってくれない。
ウクレレは大事なので捨てない。先日まで一緒にいたギターアーティストの方の弾き方をまねっこするのに必要だから。

どんなに汚いところに置いても、どんなにほかの荷物に圧迫されても、どんなにロングトランスファーとなっても壊れもせず着いてきてくれる相棒。
私の手元に来てどんなことを思っているんだろうか。もっと綺麗に使って欲しいとか思ってんのかな。急に愛情がぶわっと湧いてくる。

薬とか謎の袋とかをとにかく捨ててみる。洋服もまたひとつ捨ててみた。1桁台の重さくらいにはなっただろう、、という所で断捨離終了。

バックパックにホタテ貝を取付ける。さっき買った杖を横に置いてみる。テンションが上がる。念願の巡礼だ。



ちょっとした荷物をサンディアゴまで送る。
さて準備は整った。



こっちに歩いていけばサンディアゴに着くらしい。
明日からどんな日々が待っているんだろうか。
おやすみなさい。