2020年の映画ドラえもんは...『のび太の新恐竜』!
映画ドラえもん「のび太の新恐竜」観てきました。
良い映画でしたね。
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せっかくなので、これだけで終わらせるにはもったいない。
少しオトナ向きですけど、関連する本も読んでみてはいかがでしょうか。
ここからは、私が読んで面白かった、今回の映画に関連する本を、5冊紹介しましょう。
まずは、鳥類と恐竜の関係から。
「恐竜」が「鳥類」であるならば、「鳥類」学者の視点から「恐竜」を考えることが出来るはず!
ということで、「鳥類」学者である著者が「恐竜」を考察していきます。
「恐竜」は「渡り鳥」のように長距離移動をしたのか、どんな色があり得るのか、どんなところに住んでいたのか...
「鳥類」としての「恐竜」の話はどこまでも広がります。
専門的なのに楽しく読める、素晴らしい名著です。
「進化」についてはこちら。
「人間」は、「人間」のことを「進化」した生物と考えがちですが、
「進化」を正しく考えると、そうではないことに気付けます。
「人間」は、「考える」という特長を持った、動物の1種に過ないのです。
その証拠に...と、「肺」や「心臓」「目」の仕組みについて、「残酷な進化」の話が展開します。
難しい内容ですが、非常に読みやすく分かりやすい。
是非手に取ってみてください。
今、「恐竜」について学びたいと思っている人で、小林先生の名前を知らない人はいないでしょう。
色々な著作、監修されている本がありますが、これは別格に面白い。
ハリウッド映画を思わせるような、恐竜をめぐる冒険活劇。
しかもフィクションでなく、実話なのです。
恐竜発掘の大変さも、見つけた時のワクワクも、夢を見ることの大切さも、全部この本に詰まっています。
そして、もう一冊「進化」の本です。
もともとが海外の本なので、イラストやレイアウトに最初違和感があるかもしれませんが、
読めば読むほど引き込まれる、不思議な「進化」の物語。
監修者に郡司芽久さん。
ちょっと背伸びをして、「進化」について知りたいけど、普通の書籍だと難しいな、というみなさんにおススメです。
最後に紹介する本は、SF小説です。
今、我々が生きていられるのは、空気中に酸素があるおかげです。
しかし、かつての地球にどれほどの酸素があったでしょうか。
もし、酸素がこれほどになければ、他の生命進化の過程があったのかもしれません。
小説としても面白いのですが、読後、少し不思議なことを考えさせられます。
読みやすい物語ですので、少し時間のある時にでも読んでみてはいかがでしょうか。