【映画ドラえもん×おススメ本】「のび太の新恐竜」と進化 | 共明塾 × キッズアース播磨町校

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2007年からは東大卒講師を迎え、2017年からはキッズアースと提携し、小学生向けの科学実験教室を始めました。
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2020年の映画ドラえもんは...『のび太の新恐竜』!

 

映画ドラえもん「のび太の新恐竜」観てきました。
良い映画でしたね。

 

 ⇒ 感想はこちら

 

せっかくなので、これだけで終わらせるにはもったいない。
 

少しオトナ向きですけど、関連する本も読んでみてはいかがでしょうか。

ここからは、私が読んで面白かった、今回の映画に関連する本を、5冊紹介しましょう。


 

まずは、鳥類と恐竜の関係から。

「恐竜」が「鳥類」であるならば、「鳥類」学者の視点から「恐竜」を考えることが出来るはず!

ということで、「鳥類」学者である著者が「恐竜」を考察していきます。

「恐竜」は「渡り鳥」のように長距離移動をしたのか、どんな色があり得るのか、どんなところに住んでいたのか...

「鳥類」としての「恐竜」の話はどこまでも広がります。

専門的なのに楽しく読める、素晴らしい名著です。

 


「進化」についてはこちら。

「人間」は、「人間」のことを「進化」した生物と考えがちですが、

「進化」を正しく考えると、そうではないことに気付けます。

「人間」は、「考える」という特長を持った、動物の1種に過ないのです。

その証拠に...と、「肺」や「心臓」「目」の仕組みについて、「残酷な進化」の話が展開します。

難しい内容ですが、非常に読みやすく分かりやすい。

是非手に取ってみてください。

 

 


今、「恐竜」について学びたいと思っている人で、小林先生の名前を知らない人はいないでしょう。

色々な著作、監修されている本がありますが、これは別格に面白い。

ハリウッド映画を思わせるような、恐竜をめぐる冒険活劇。

しかもフィクションでなく、実話なのです。

恐竜発掘の大変さも、見つけた時のワクワクも、夢を見ることの大切さも、全部この本に詰まっています。

 

 


そして、もう一冊「進化」の本です。

もともとが海外の本なので、イラストやレイアウトに最初違和感があるかもしれませんが、

読めば読むほど引き込まれる、不思議な「進化」の物語。

監修者に郡司芽久さん。

ちょっと背伸びをして、「進化」について知りたいけど、普通の書籍だと難しいな、というみなさんにおススメです。

 


最後に紹介する本は、SF小説です。

 

 

今、我々が生きていられるのは、空気中に酸素があるおかげです。

しかし、かつての地球にどれほどの酸素があったでしょうか。

もし、酸素がこれほどになければ、他の生命進化の過程があったのかもしれません。

小説としても面白いのですが、読後、少し不思議なことを考えさせられます。

読みやすい物語ですので、少し時間のある時にでも読んでみてはいかがでしょうか。