【食べられる実験】あげないポテトチップス!? | 共明塾 × キッズアース播磨町校

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1970年から兵庫県加古郡・加古川地域て信頼と実績を積み重ねてきた共明塾。
2007年からは東大卒講師を迎え、2017年からはキッズアースと提携し、小学生向けの科学実験教室を始めました。
共明塾はこれからも学ぶ楽しさを発信していきます。

ドイツのミュンヘンには「ポテト・ミュージアム(kartoffelmuseum)」なるものがあります。

中に入ると、ジャガイモアートが、これでもかと並んでいます。

  

 

ドイツだけでなく、アメリカのアイダホ州やベルギー、カナダなどにも「ジャガイモ博物館」はあるようですね。

 

さて、ジャガイモ(ポテト)を使った料理と言えば、何を思い浮かべるでしょうか?

フライドポテト、肉じゃが、カレー、じゃがバター…。

子どもに人気のお菓子として、ポテトチップスもあげておきましょう。

 


今回は、電子レンジだけで、このポテトチップスを作ります。

このレシピ、「あげないポテトチップス」で検索するとそれなりに出てきます。

今まで何回か作ったことがあるのですが、今回は、面白いものを買ったので、それを使って作ってみましょう!

 

【用意するもの】

  • ジャガイモ 1個 (100gくらい)
  • クッキングペーパー 1枚
  • スライサー
  • お皿
  • 電子レンジ
  • クッキングシート  1枚(→電子レンジチップスメーカー

【手順】

  1. ジャガイモをスライサーで薄く切る(手を切らないように注意!)
  2. クッキングペーパーで水気を取る
  3. 水気を取ったジャガイモを、クッキングシートに重ならないように載せる
  4. 電子レンジで加熱する

なのですが、クッキングシートに載せる代わりに、

ダイソーさんにて100円で購入した「電子レンジチップスメーカー」を使います。

  

  

 

クッキングシートを使う場合は、あまり数が並べられないのと、

途中で様子を見て場所を変えたり、裏返したりが手間(とは言え楽しい)だったのですが、

この商品を使えば立体的に並べられるので、一度にたくさん作ることが出来ますし、

均一に温められるので、場所替えや裏返しの手間がありません。

 

袋に量と電子レンジの出力に応じた加熱時間が書かれているのも便利です。

 

(参考までに)

  500w 600w 700w 800w以上
60g 約6分 約5分 約4分 -
100g 約9分 約8分 約6分 -

 


【味について】

さて、出来上がったようです。

 

このままだと、ジャガイモそのものの味になるので、少し塩を振ったりした方が美味しいかもしれません。

また、時間をかけすぎると、焦げて苦く、すっぱい感じなりますので、最後のあたりは様子を見ながら進めましょう。

 

フライドポテトやトルティーヤチップスのように、ケチャップなどを用意して、つけて食べるのも美味しいと思います。

大人向けにはサルサソースや、山椒や柚子胡椒なんてのも良いかもしれません。

 

【自由研究にするには】

普通に売っているポテトチップスは油で揚げているものがほとんどです。

これは、油で揚げることで、ジャガイモの中の水分を飛ばすと同時に、油の甘みを加えているのです。

 

今回のレシピでは、電子レンジを使うことで水分を飛ばしました。

 

ところで、ポテトチップスの売り場に行くと、様々な味はもちろん

「堅あげ」や「薄あげ」など、いろいろな堅さ、厚さのものが売られていますね。

 

スライスする薄さや、加熱時間を変えて、食べ比べしてみてはどうでしょうか?

記録や比較をしっかり取ることで、しっかりした「自由研究」になりますよ。