【1.17】あの日から四半世紀 | 共明塾 × キッズアース播磨町校

共明塾 × キッズアース播磨町校

1970年から兵庫県加古郡・加古川地域て信頼と実績を積み重ねてきた共明塾。
2007年からは東大卒講師を迎え、2017年からはキッズアースと提携し、小学生向けの科学実験教室を始めました。
共明塾はこれからも学ぶ楽しさを発信していきます。

1995年(平成7年)1月17日5時46分、阪神・淡路大震災が発生しました。

 

「500年に一度の規模」と言われた大震災、

それまで小さな地震すらほとんどなかった中、

まさに「寝耳に水」の大震災でした。

 

当時は岡山で寮生活をしていたのですが、

それでもあまりの揺れに目を覚ましました。

 

「地震のため、学校が休校になった」と寮の先生に告げられ、朝の点呼は解散。

寮に一台しかなかったTVを見た級友たちから、「とんでもないことになっている」と聞いて覗いて見ると、

TVに映っていたのは、慣れ親しんだはずの神戸の街が「廃墟」と化した、「大震災」の風景でした。

 

朝の段階では、情報が集まり切ってなかったのでしょう、

TVには被害の規模の割に、少ない死傷者が映っていましたが、

時間が経つにつれ、死傷者数がとんでもない勢いで増えていきました。

 

寮生には、神戸近辺の出身者が多く、二台しかなかった公衆電話に、

家族の無事を確認するための長蛇の列が出来ていました。

 

友人が、夜遅くまで家族と連絡がつかず、真っ青になっていたのを覚えています。

彼の実家も被害を受け、少し遠くまで避難していたそうで、夜になって連絡がついたと聞いて、心底ほっとしました。

 

犠牲者は約6500人。負傷者は4万人を超えます。

建物の全壊・半壊はあわせて20万軒以上。

さらに後に起こった火事でも被害は拡大しました。

 

その後も何度か神戸の街に行きましたが、

見慣れた風景が瓦礫の山となっていた、

あの風景は忘れられません。

 

それまで、生徒会長として、奥尻島地震被害への寄付金集めなどしていましたが、

この震災を経て、どこか他人事だったんだな、ということに気付かされました。

 

今でも自然災害のニュースを聞くと、心が痛みます。

自分自身に出来ることは限られていますが、それとあわせて、

形式だけでなく、その被害にあわれた方に「思いを致す」こと。

 

様々な国や地域で被災された方々に、少しでも「思いを致す」日でありたいと思います。

 

なお、下記「おむすびの日」は、ごはんを食べよう国民運動推進協議会さんが

1.17の炊き出しにちなんで制定された記念日とのこと。

ボランティア元年とも呼ばれた、あの頃を思い出しながら、引用させて頂きました。

 

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