追悼 梅原猛先生 | 共明塾 × キッズアース播磨町校

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1970年から兵庫県加古郡・加古川地域て信頼と実績を積み重ねてきた共明塾。
2007年からは東大卒講師を迎え、2017年からはキッズアースと提携し、小学生向けの科学実験教室を始めました。
共明塾はこれからも学ぶ楽しさを発信していきます。

1/12に、梅原猛先生が亡くなられました。

心より、ご冥福をお祈りいたします。

 

 

学生の頃、梅原先生の著作を夢中になって読んだ時期があります。

特に、日本の歴史に通奏低音として流れる「怨霊と鎮魂」の考え方を知った時、目から鱗が落ちた気がしました。

「聖徳太子」が何故、そう呼ばれるに至ったのか。「菅原道真」「平将門」が「神」として祀られるのは何故なのか。出雲大社の意味は。などなど「教科書が教えない日本史」の門をくぐった気がしたものです。

 

本の題名を並べると、日本の歴史に触れるような名前が多く出てきますが、本業は「哲学者」であり「深く考えること」を生業とされていました。

だからこそ、でしょう。「既成概念」に対する言葉は激烈で、「自分の頭で考えることの大切さ」が本の中からあふれ出ていました。

 

今、「思考力」が問われる時代だからこそ、梅原先生の著作を読んで、「考える」ことの大切さを学ぶ良い機会なのかもしれません。