いろいろご縁があり、「浜の宮中学校区 青少年健全育成大会」にて
「僕が勉強を好きになった理由~東大合格勉強法 ~」と題して
講演会をさせて頂きました。
前回はドングリの話を紹介しましたが、今回は、中学生・高校生にお話する、
「定期考査はペースメーカー」というお話です。
中学生になって、突然、当然のように行われる「定期考査」。
苦手とする、嫌い、という生徒は多いと思います。
しかし、定期考査がなければ、ということを考えて下さい。
中間考査がなければ、1学期分がまるごと試験になって出てくるのです。
中間・期末ともになければ、1年分の勉強をまとめてしろ、という話になります。
これは、たぶん、どんなに勉強しても間に合うものではありません。
逆に「定期考査」があるからこそ(「多い!」と文句を言いたくなったとしても)
1週間程度の勉強でなんとか間に合う量に調整されているのです。
そして、「試験は自分の弱点を知るためのツール」ということです。
試験の点数に一喜一憂するより、どこを間違えたか、
自分は何が分かってないのか、しっかりと復習してください。
「間違えたテスト」は、他の誰も持っていない、自分の弱点が記されている
「最良のテキスト」になるのです。
例えば、いつも8割を取っているA君といつも6割のB君がいたとします。
A君が「僕はいつも8割取れる!」と慢心して復習せず、
B君は「いつも6割しか取れないから復習頑張ろう」と復習していたとします。
すると、復習後の実力はこういう風になります。
そして、もし、入試でこんな範囲の問題が出たら…
いつも8割取っていたA君は、なんと0点、
6割だったB君は100点、ということになります。
これが、「定期考査を味方につける」意味です。
もう、2学期の期末考査も終わっている時期ですが、
定期考査を厭だと思わず味方につけて、
点数ではなく実力のアップを目指していきましょう。
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