ええ。難しいです(笑)
「難しく考えれば考えるほど難しい」問題が出題されています。
ただ、自由英作文が「あなたは英語でお話ができますか?」ということならば、和文英訳は「こういうこと英語で言えますか?」ってことなんですね
例えば、2009年度の京大の問題に「顰蹙(ひんしゅく)を買うことがある」「人間関係の潤滑油である」という日本語が出てくるんだけど、これは「顰蹙(ひんしゅく)」だの「潤滑油」だのを知っているかを問う英単語クイズじゃないわけ。
「顰蹙を買う」って言いたい時に、どう言ったら伝わるかな、って考えて、ってことなんですよ。
じゃぁ、「軽蔑される」これでも難しいから「馬鹿にされる」、いやニュアンスとしては「尊敬されない」とかどうだろう、って考えて、自分が使いこなせる英語で表現するわけです。
「人間関係の潤滑油」にしても、「人間関係をスムーズにする」もっと砕けば、「人間関係を良くする」で十分なわけ。
難しいことを難しいままで表現しようとするから、よけい難しくなるんです。
どういうことを伝えたいのかな、という部分をしっかり考えて、それを自分の使える英語表現に落とし込んでいく。
方向性の決められた自由英作文みたいなものです。
そう考えると、少しは簡単に見えてきたでしょ?

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