まず、自由英作文ほど、簡単なものはない、って言っておきたい。
自由英作文で問われている力って、「高校を卒業する君は、外国人と雑談する力がつきましたか?」ってことなんです。
大阪大学の英語は難しいって言われるけど、ここの自由英作文はすごく面白い。
例えば「タイムマシンがあったらどの時代に行きたい?」「今まで行った中で、一番印象に残っている観光地は?」「今までもらって一番嬉しかったプレゼントは?」なんて問題が出てます。
これね、高校生って、かっこいい答えを書こうとしちゃうんだけど、そんな必要全然なくて、正直に素直に、中学生程度の英作文で十分なんですよ。
問われてるのは、思想でも考え方でもなくて、「英作文出来ますか?」ってことだけ。
だから素直に、「戦国時代です。私は剣道をやっているので、宮本武蔵に会ってみたいです。巌流島での佐々木小次郎との試合も見てみたい。出来れば私自身が戦ってみたいです。」みたいなフツーの文章で良いんです。
難しく考える前に書いちゃえ、というのが、私の答えです。
そんなんじゃ答えとして不十分だと先生に言われた?
難しいこと書こうとして考えて結局書けないよりも、素直に書いて下さい。
外国人との雑談だと思えば良いんです。
難しいこと言おうとして黙っちゃったら、結局何も言えてないってことでしょ。
簡単なことで良いから、自分の言葉で、とにかく書くこと。
それをすれば、作文力も自然とつくし、入試には、いや、海外に行くとしても、とりあえずはそれで充分なんですよ。

大学受験 ブログランキングへ
