人妻だったさちの誰にも言えない借金地獄と地獄からの復活珍道中(進行中)日記 -2ページ目

人妻だったさちの誰にも言えない借金地獄と地獄からの復活珍道中(進行中)日記

私があることをきっかけに有頂天になり、またあることがきっかけで急転直下地獄の底にたたきつけられ打ちのめされた経験とそれでも生きなければいけない現実に、もがき苦しむ毎日を小説風につづっていきたいと思います。

ある国の国債を卸値で買い、証券会社や銀行にその国債を販売してその利益で配当を支払うもの。

一口100万、年率30%以上の配当が付き、その配当は均等割りで毎週投資者の口座に振り込まれ、元金保証をうたう。

まず、その投資話で資金を集め、集めた資金で本物の高利回りの海外投資案件に投資し詐欺のほうの配当の回収と儲けを出そうというカラクリだった。



「それで、緒方よう、お前この話で金集めれそうか?」

「お前の得意のねずみ講のネットワーク使えば簡単だろ?」

「金儲けの臭いに群がるおばさま連中がうじゃうじゃ居るんだろ、思う壺だぜ」

「おばさんを手玉に取るとはお前も悪よのう、はっはっはっは」



って笑いが止まらなくなるぜ。



「まあお前なりに考えてやってみてくれよ、俺がサポートしてやるからよ」

[資金さえ集まれば本物の投資案件はおれのほうでうまくやるからよ、その時にはおれのバックとも会わせてやるから、まあ安心して資金集めしてくれよ]



加納と別れ緒方はファミレスからの帰り道、頭の中で誰にこの話しをしようかとリストを描き始めていたのでした。


のこされた道はこれしかないからなと緒方は自分に言い聞かせ、もらった資料が入っている封筒を握りしめ帰路についた。



あくる日早速、緒方はネットワークで知り合いになった女性に声をかけそれとなく話しをしてみようと呼び出した。


後にこれがこの事件の大きなカギを握る女性となるのだった。


(続く)






お金の魅力に誘惑され言われるがまま岩井さんの誘いに乗ってしまう私でした。

その裏でとんでもないたくらみが進みだしたのでした。



「わかりました、少し考えてみたいので2、3日お時間ください。」

「それと、この乳液使って私自身試してみてもいいですか?」



「もちろんよ、絶対あなたにあってるから、一緒にがんばりましょうよ」


こどものお迎えの時間も近づいてきたのでその日はそこで岩井さんとは別れました。





「おお、例のやつ早速考えてきたぞ、オレも自画自賛の傑作品だ」

「すいませーん!」「あっ、お姉さん、オレもドリンクバー一つ追加ね」


加納はファイルからなにやら資料を抜き出し、テーブルの上を滑らすように緒方の前にほうりだしたのだった。



緒方はしばらくその資料を食い入るように見て、


「これお前が考えたのか?全部?」「ファミレスでこんな話しして大丈夫か?」



「だれも聞いちゃいないさ、それに周りはぺちゃくちゃしゃべってるうるさいおばさんたちだけだ、誰も俺たちの話しなんか聞いちゃいないさ」

「考えたのは俺だ、でもこの考えのヒントをくれたやつはいる」


「今はそのひとのことは考えなくていい」



「じゃあ、お前のバックには悪知恵を入れるやつが居るってことだな?」



「まあ、そういうことだ、でも今はそのことに触れるな」


「わかったな、金が欲しいんだろ、金が」



その話とは投資詐欺の話だった。


まず、投資の案件を二つ用意する。一つは本当に存在する投資案件でもうひとつはその投資案件に投資する資金を集めるための詐欺話だ。

詐欺の案件の内容はどんなものでもいいらしい、もっともらしく聞こえれば引っかかるやつはごまんといるという。



緒方は加納の作ってきた資料を見てもピンと来なかった。その資料には投資やら金融やらの用語が書いてあり全くの門外漢であり、その上口八丁手八丁で生きてきた人間であるからなおさらである。


投資詐欺の概要はこうだ。


(続く)











「そうそう、それにあなた見た目が小奇麗だしぴったりだと思うのよ」

「ところであなた、基礎化粧品何使ってる?」



「基礎化粧品ですか?独身時代はメーカーにこだわってましたけど今はコンビニやドラッグストアので適当に済ませてますけど」



「だめよ、だめだめ。あなた綺麗なんだからもっと化粧品にこだわらなきゃ。」


「ちょっとこれ使ってみなさいよ」


といい、岩井さんはバッグから何か取り出しました



「これ塗るだけで小顔になって皺もとれてその上美白もできるすごい乳液なのよ。」

「ホントに小顔になって皺もとれて美白効果もあるってすごいと思わない?」



「はあ、ホントならすごいですよね」

「えっ、でもこれ高いんじゃないですか?」



「ううん、そうでもないのよ、これ1本で15000円よ」



「えっ、そんなに高いんですか叫び、私そんな高価な化粧品買えないですよ」



「ちがうわよ、あなたにこれを買えなんて私言ってないわよ、これを塗れば小顔になって皺もとれるってみんなに言いまくって買ってもらえばいいのよ。」

「あなた年のわりに肌もきれいだし、しわも無いし肌も白いから、わたしもこれ使ってますって言えばみんなうらやましがるからいいのよ。」

「そうやって買ってくれる人を増やせばあなたに売った分だけの紹介料ももらえるし、その人達がそれを気に入って使ってくれてればずっとそのお金があなたに入ってくるのよ。」

「その上ね、あなたが売って気に入った人がまたその知り合いを増やして大きなグループになればそのグループ全員に売ったお金まであなたに入ってくるのよ。」

「ねえ、どう?すごいでしょ?」



「あ、はい、でも私よくわからないですけどそれってねずみ講ってやつじゃないですか!?



「ねずみ講?何言ってんのよあなた、今時、ねずみ講なんていってたら笑われるわよ、これはね、れっきとしたビジネスでネットワークビジネス、マルチレベルマーケティングっていうのよ。」

「大丈夫よ、ちゃんとしたビジネスだから、それよりあなただってお金儲けたいでしょ?」



「まあ、それはそうですけど」



「これはちょっとナイショなんだけど私ね、これで毎月あなたがびっくりするぐらいお金稼いでるのよ」



「えー、そうなんですか?だけどなんでそんなにお金稼いでるならパートなんかやってるんですか?」



「何でかって?そりゃあなたそのうちわかるわよ」

「それよりやってみない?あなたならすぐに私なんか抜いてしまうわよ、そうすりゃ、こどもちゃんにももっとおいしいものやおもちゃ買ってあげれるわよ」

「なれるまでは私が色々と教えてあげるからあなたは私の言うとおりにすればいいから、大丈夫よ」



この時、私はこの前の佐々木さんが私に忠告してくれた意味がわかった気がしました。がしかし、この岩井さんの誘いに今までにない魅力を感じていたのも事実でした。

今だから言えるのですが、私自身、同年代の女性に比べても見た目には若いほうだったし、肌にも自信があったのです。ですから岩井さんから聞いている間も岩井さんに出来るなら私はもっと出来るんじゃないかって思ってしまったのでした。こどもにももっと楽をさせてあげれるんじゃないかなっという幻想も描いている自分がいたのでしたラブラブ!


(続く)