観劇覚え書き『すうねるところ』…その④ | 〜ある夫婦の物語〜О夫妻に問いたいこと

〜ある夫婦の物語〜О夫妻に問いたいこと

夫さんは、もう居ません。
妻と息子二人が残されました。
夫の死後、10日余りでブログを引き継いだ妻。
夫の思いを繋ぐブログにしたい。初めはそうだったのかも知れません。
でも、違ったのです。


③の終わりに書き忘れましたが、まだ続いております(x_x;)


アザミ…大東亜戦争(昭和二十年八月十五日に終わりを迎えたあの戦争の事です)の時、食べ物が殆ど無く、ひもじくてひもじくて、海辺で沢山見つけた「フジツボ(=塩ゆでにして、クチュッと食べると美味しいらしい)」を根こそぎ採って帰ったら、自分の家も周りの家も「空襲」でやられていて、自分一人が生き残ってしまった、根こそぎ採った「バチ」が当たったんだと思い、海に戻しに行って見つけたのは、ポツンと一つだけ取り残されていた「フジツボ」=この「フジツボ」みたいに、一人ぼっちだけど生きていく覚悟が出来た(←三人の中で、一番強い心の持ち主かもしれません…、)

みんなのカミングアウトを受けてマリオが「なんでこの家の人は、リアクションに困る事ばっかり言うんだ!」とかなんとか言ってましたね(笑)

うんうん、おっしゃる通り…(*^.^*)

だってさ、自分がこの家の「本当の子ども」でないばかりか、今まで、ばあちゃん・姉ちゃん・父さん(←ここは敢えて「父ちゃん」では無いのネ?)だと思っていた人達が、人間ですらなかったなんて!

(ここから、やや「早足」な印象がどうしても拭えません)

⑤に続きますm(__)m