No.4096
今回もイギリス・ロンドン在住のhancha007さんの記事を
リブログさせて頂きました
仕事 油断は禁物(外国語)
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昔、カイロで、一時的に一緒に住んでいた
ソマリア人の
女性がいたのです。
ソマリアという国は、貧困な国ですが、
彼女を見ているとまったくそうは見えず
頻繁に大量にドバイにいる両親から送られてくる、
高級な靴やら
お洋服…
ただ、後々に分かったのが、結局、ご両親が
オックスフォード大学ご出身の弁護士だと聞き、ピンときた
そしてやっぱりそうだった。
だから、彼女は、超お嬢さんで、
お勉強もしっかりしていて、こういう風にどこかへ
亡命する事も考えられるから
多言語を操れるように鍛えられていた。
「多言語が操れるとね、人のコソコソ話やら、
私の悪口も分かって快感
。ああ、腹の底ではこうなのか…と分かる」
と言っていた。
「だから、いいわよ」って。
ついでに言うと、家では
私の
アラビア語の家庭教師化していた。(笑)
当時、映画や
ドラマでしか、そんな事情の人は、実際には知らないから、なかなかな影響を
私は受けた。
ちなみに…
私はかなり
信用をされていて、
パスポートやら見せてくれて「偽名やねん」…って言われた。(笑)
さて…
この仕事を初めてから、何度もアラビア語圏の人達に
ムッとした事がある
ある日、某国の女性が、
補助金の申請に来たのだけど、色々とあり無理だった。
でも気の毒に思ったから「何かいい方法はないかな
」とか
時間をとって
調べてあげている最中に…なんと、もう一人の
女性と
私の悪口を言い始めたのです
最初は「まあ、いいわ…申請やり直しで怒ってるんや」…と思っていたけど、段々とそれが酷くなってきて…
汚く私を罵(ののし)りはじめて…
「さっきから聞いているけどもう、我慢ができないそれ持って、さっさと帰って下さい
申請は今日は却下です
」
「人を見かけで判断しないように。私が分からないと思ったのでしょ
」
と言ったら…
シィ〜ん…
「足りない書類が沢山あるので、それを持って今日か、明日にでもまた来ればいいから」
と言ったら、黙って帰りはったけど
油断は禁物…。
女性を
気の毒に思った
マミーさんが「何とかしてあげたい」と思ってわざわざ
時間をとって
一生懸命に調べてあげているというのに、よりによって
マミーさんの
悪口を言うなんていったいどういう神経をしているのか理解に苦しみますよ
マミーさんのことを
外見で判断して「目の前で
悪口を言ってもどうせ
ギャフンという目に遭って「ざまぁ見ろ
」と思いましたよ
その後、2人が再び
やって来たかどうかが
気になるところではありますが