企救自然歩道縦走 大谷池~門司港駅 | アウトドア親父の山並みを越えて

アウトドア親父の山並みを越えて

九州の山を中心にした山行記録です
時々俳句

 

午後の陽光に輝く関門海峡

 

 

山行日 2024/2/17

山名  小文字山・妙見山・足立山・冨野山・谷山・大台ケ原・     

    戸ノ上山・三角点・不動山・風師山・風頭・展望所

歩行距離 20km

歩行時間 8:51(休憩1:03含む)

累積標高 ↑1720m・↓1780m

同行者  まっさん

 

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小文字山への急登

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

足立山(左)と妙見山(右)

 

 

 

 

足立山頂

 

 

 

 

 

 

 

 

 

足立山頂より戸ノ上山

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大台ケ原より関門海峡

 

 

 

 

大台ケ原と奥に足立山

 

 

 

 

 

 

 

 

 

戸ノ上山頂

 

 

 

 

戸ノ上神社上宮

 

 

 

 

ここから県道へ下り城山霊園へ

 

 

 

 

城山霊園から再び入山

 

 

 

 

三角点

 

 

 

 

奥田峠へ出る

 

 

 

 

不動山

 

 

 

 

ラスボスの急登が待ち受ける

 

 

 

 

 

タコの木

 

 

 

 

風師山

 

 

 

 

 

風頭より巌流島

 

 

 

 

 

 

 

今日の足跡

 

 

 

 

関門橋

 

 

 

 

九州鉄道記念館

 

 

 

 

ゴールの門司港駅

 

 

 

午前8時13分、大谷池のバス停を同行者の「まっさん」とスタートした。

いきなりの急登に息が整わない。

標高100mの小文字山登山口からは更に急角度の階段が直登に延びている。

足立山がゴールと思しき先行者をまっさんが追う。

先は長い、私は完歩ペースでついて行く。

小文字山頂からは小倉市街地が眼下に広がっている。

私のホームとも言うべき皿倉山も、その奥に稜線をあらわに聳えている。

一息ついて、防火帯に沿って伸びる登山道を妙見山へと向かう。

妙見山頂はその山裾にある妙見神社の上宮があるので、立ち寄って参拝した。

そこから鞍部へ下った所に大きな杉の木があり、その枝に手作りのぶらんこが下がっていたが、最後に見てから十年は経つだろうか。

ひと登りで足立山頂に着く。

小文字登山道での先行者がテーブルベンチで寛いでいた。

私達が一息入れていると、妙見山方向に下って行った。

やはり彼らは足立山がゴールだった様だ。

遠くに戸ノ上山が見えているが、ここから暫くは下り主体の楽な道が続く。

大台ケ原は綺麗に刈りこまれた広場で、前に関門海峡、後ろに北九州空港の浮かぶ周防灘が広がっている。

木製のテーブルベンチが4台設置されてをり、その一つで三人の登山者が何やら美味しそうな匂いをさせて料理をしていた。

私達が昼食をとっていると「みたらし団子の肉巻きです」と御裾分けを頂いた。

こんがり焼かれた豚肉とみたらし団子の甘さが意外にマッチして美味しかった。

食後の登りは息が切れるが、きょうはここまで体力を温存していたせいか、何時もより楽に戸ノ上山頂に着いた。

ここも戸ノ上神社の上宮があるので参拝した。

寺内のバス停へ下っていく途中で大きな企救自然歩道の地図標識があり、そこから右折して下ると県道71号へ突き当たる。

信号を渡り右折し、300mほどで城山霊園の入り口がある。

広大な敷地の中を指導票に従って進み火葬場の入り口から左折すると程なく右手に指導票があり、そこから入山する。

フェンス沿いに進んで行くと途中から目印の赤テープが現れる。

無名の山頂三角点を通過し、しばらくすると赤テープは右手に下る様に指示している。

新しい強化プラスティックの階段が設置されているので歩き易くなっていた。

ここを下ると奥田峠の県道262号へ飛び出す。

右へ200m程下り再び指導票に従い左手の谷沿いに入ると、自然歩道が続いている。

距離は短いが、ここから不動山までが一気に体力を消耗する。

立派な不動明王像のある山頂で、お昼休憩以後初めて10分休憩をとった。

先へ進むと道は徐々に角度を増し、矢筈山分岐手前の高圧電線鉄塔から胸突き八丁の階段が始まる。

急角度の階段を登り切ったかと思えばまた始まり、喘ぎながら登りきるとやがて左に矢筈山分岐を見送る。

更にひと登りで左に風師山の山頂広場に至る。

ここから最後のピーク風頭までは僅かだ。

風頭の展望は素晴らしく、今日の小文字山から戸ノ上山までのトレースが遠望できる。

眼下には巌流島の浮かぶ関門海峡の穏やかな海が、午後の陽光に輝いている。

これまでの疲れがいっぺんに吹っ飛ぶ景観だ。

逆ルートを歩いたほうが楽だと思うが、最後にこの景色が待っているから敢えていつもこのルートを歩くのだ。

「山よ友よ」と刻まれた石碑の前で写真を撮り、門司港駅までの長い舗装路をまっさんと肩を並べて歩いた。