三郡縦走が・・・ | アウトドア親父の山並みを越えて

アウトドア親父の山並みを越えて

九州の山を中心にした山行記録です
時々俳句

 

 

 

 

 

 

 

金剛頂院

 

 

 

 

綾杉

 

 

 

 

七又杉

 

 

 

 

大和の大杉

 

 

 

 

若杉山頂

 

 

2024/1/28

 

午前7時45分三郡縦走をするべく篠栗駅をメンバー3人とスタートした。

市街地を暫く歩き、金剛頂院を過ぎると漸く登山道になった。

網の目の様に分岐する道の最短ルートを選んで登ると、樹齢不明の大杉が次々に現れ、最後に雪の積もった急角度に伸びる石段を上り詰めると若杉奥の院の静かな佇まいに迎えられた。

ここで思いもよらないアクシデントが。

私の登山靴の爪先がぺらりと剝れてしまった。

テーピング用のテープでグルグル巻きにして行ける所まで先へ進もうと、若杉ヶ鼻まで行ったところで嫌な予感が走った。

神仏のお告げでもあるまいが、よりにもよって奥の院の境内での出来事である。

しかもそれほど履き古した靴でもなく、底もまだしっかり山が残っているのだ。

ここでメンバーに別れを告げて潔く引き返すことにした。

篠栗駅へ向かう途上で、何と今度は反対側の踵が剝れた。

これもテープで補修して、駅の駐車場へ辿り着いた。

帰路の途中雨が降りはじめ、やがて霙となってフロントガラスを激しく叩き、ワイパーをハイスピードにするほどになった。

今頃稜線は、荒れている事だろう。

メンバーの無事を祈ってやまなかった。