英彦山の氷瀑を渡り歩く | アウトドア親父の山並みを越えて

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九州の山を中心にした山行記録です
時々俳句

猫の丸尾より岳滅鬼岳~石楠花の頭の稜線を見る

 

玉谷神社参道入り口の鳥居

岳滅鬼岳登山口まで林道をショートカット

岳滅鬼岳登山口

岳滅鬼峠

石楠花の頭手前より英彦山と猫の丸尾

 

最低鞍部 エスケープルート有り

鹿の角の岩壁

裏英彦山の滝1 推定落差20m

 

裏英彦山の滝2 推定落差7m

鬼の舌の岩場

上宮

Wの滝 推定落差5m

智室の滝 推定落差15m

 

手作り風の可愛らしい標識が

 

 

2022/2/26

 

久しくご一緒してなかった友人からお誘いがあり、英彦山の氷瀑巡りに行った。

福太郎の工場下の駐車場を出発し、大南林道ショートカットで岳滅鬼峠を目指す。

そこからは切り立った痩せ尾根が続くのでアイゼンを装着した。

積雪が思いの外深く、アイゼンが聞かない急下降も所々に現れたので、緊張を切らさないように進んだ。

石楠花の頭から最低鞍部に下り、猫の丸尾への登り返しは何時も息の上がる場所だ。

更に籠水峠へ下ると、眼前に鹿の角の大岩壁が聳え立つ。

そこから裏英彦山道をケルンの谷方向へ向かうが、ごろ石に積もった雪が石と石の隙間を隠し、何度か踏み抜いたが怪我には至らなかった。

目的の谷に到着し、(ケルンの谷では無い)谷の左岸を高巻き気味に遡上すると最初の無名滝を見上げる。

推定落差20m。

更に進むと谷を塞ぐように二番目の無名滝。

推定落差7m。

谷を右岸に横切り、積雪の斜面を登り詰めると、鹿の角から南岳に向かう尾根に乗った。

鬼の舌を攀じ登り、中岳の休憩舎で遅い昼食をとった。

下りはWの滝に立ち寄り、バードラインから下宮を経由し、白岳の智室の滝を経て駐車場に帰り着いた。

悪路の為に時間が予想以上に掛かり、日差しは夕刻の趣だった。