小学校もさまざま | まいたけの英国日記

まいたけの英国日記

ロンドン家族4人ぐらしの雑記帳。旅行や家のこと、たまに仕事のことなど。

こんにちは、まいたけです日本イギリス


先日、いつもの研究チームとは別件で

地域の小学校での

算数の授業を見学に行くことになりました。


色んな小学校に行って思うんですけど

小学校の建物に入った瞬間に

あ!ここ良い学校♡

あ、ここは…真顔 というのが

何となくわかるようになりました。


これ!という

物質的&絶対的なものではなくて

もう完全に私の感覚的なもの。

だから、他の人が行ったら

全然問題ないのかもしれないけど。


授業見学が終わって

フリータイムもありました。

普段の私なら、時間の許す限り

校内を見学させてもらったり

話を聞いたりするんですけど

今回は、それができませんでした。


これまでたくさんの小学校を

見学させてもらってきたんですけど

教員人生初

ここの建物から一刻も早く立ち去りたい…

もう息苦しい感じが止まらない…

何だか四方八方から押しつぶされるような

ものすごい圧を感じたんです。


学校を出た瞬間

やっと息ができた感じがしました。


オフステッドの評価が悪いわけでも

先生たちの指導が悪いわけでもなくて

もう学校全体の雰囲気としか

言いようがないんですけど

しいて、例えて言うなら

非効率な作業量が無駄に多い

軍隊的な学校、とでも言いましょうか…

怒鳴りつける先生がいたし😢

本人は怒鳴りつけてる感じはないんだろうけど


そんなこと言える立場なんかー?!

と言われたら、ごもっとも!

そんな立場ではありません真顔


それにその学校の

たった一部しか見ていない私が

学校の全てを

ジャッジするつもりでも何でもないです。


学校が違うと、こんなに校風が違って

こんなに教え方も違うんだー!

おー、私のteaching ethosには合わない!

と本当に衝撃的だったんです。それだけ。


だから、自分の学校に戻って

話の合う同僚と顔を合わせたら

ものすごくホッとしました。

私は本当に労働環境に恵まれているのだ

と痛感したわけです。


情報通のリリー先生に

この学校訪問の話をしたら



私、教科研究のグループ研修で

そこの学校に勤務する先生と

話したことあるんだけど

辞めたい…

って言ってたよ、その先生。

歳のいった、頭のカタイ先生が多いんだって。



お〜、そうなのか〜。

私もそれは薄々感じていたな〜

年配の先生が全て

頭がカッチカチではないですけどね!

私もどっちかというと年配組だし

私の年配組の同僚は、頭ふっわふわのヤッワヤワです。


学校選びって

本当に大事なんだなぁと思いました。

うちの子たちはセカンダリーですが

それぞれの学校の校風は全然違っていて

リーダーシップがしっかりしてる学校は

それが雰囲気に出ていて伝わります。


なぁんて
ふわ〜っと思った出来事でした。
個性を大事にするイギリス。
ナショナル・カリキュラムはあれど
学校はさまざまだなぁと思いました。