1月17日は元兵庫県民の私にとってとても特別な日です。
阪神淡路大震災が起こる前日、スイミングに行って2キロくらい泳いだので、夜からすでに筋肉痛。「明日も学校、お休みだったらいいのになぁ」と母に軽口を叩きながら眠りました。
そんな冗談を言ってしまったことさえ、後悔として一生残ってしまうほどのことが起きた翌日早朝。
「家が潰れてしまう!」と思ったけれど。
隣に寝ている母が大声で「机の下に!!」と叫んだけれども。
怖くて身体が固まって、ただただ布団を頭から被るしかありませんでした。
揺れがものすごく長く感じました。
母はまだ小さかった妹の上に覆い被さっていました。
ピアノとタンスが倒れてきてお互いを支え合うことで出来た隙間の下に父は寝ていて奇跡的に無傷。
おじいちゃんも仏壇が倒れてきた真横に寝ていて無事。
ほんの少し誰かの行動が違っていたら、、と思うととても怖かったです。
周囲の被害は凄まじく、家族が無事だったことがありがたい一方で、周りの方に申し訳なく思ったり。
小学生の私でもそんな複雑な気持ちを持ち合わせていました。
あれから29年、いまだに少しの揺れにも敏感です。新潟、北海道、東北、熊本、今回の能登。大きな地震があると何とも言いようのない苦しい気持ちが湧いてきます。
寒さ厳しい能登で被災されている方のことを思いながら1月17日を迎えました。
今朝は気持ちの記録だけ。