私が教員を辞め、本格的に翻訳の勉強をしようと決意した直後、2018年の3月に父が85歳でこの世を去りました。

 

 

そしてその同じ年の暮れ、母も83歳で亡くなりました。前年の夏に特養に入り、わりと元気で穏やかに暮らしていたので長生きするものと思っていましたが、まるで父の後を追うように早く逝ってしまいました。

 

 

2人とも若い頃から体は丈夫で、大きい病気もせず長いこと元気だったのですが、80歳過ぎて脳梗塞を患い、そこからはだいぶ早く弱ってしまいました。

 

 

あれから6年。今日は墓前で一緒に七回忌の法要を行いました。とはいえ、私の家族と妹の家族だけですが、それでも大人10名、子供3名で賑やかな集まりになりました。

 

 

以前、母が亡くなった翌月、2019年1月のブログにも書いていましたが、両親の宗教が分からないので、今回も夫の宗派の浄土真宗で執り行っていただきました。

 

 

 

 

浄土真宗には、死者は忌む者ではなく、死を迎えると同時に極楽浄土に行けるという考えがあり、しきたりとかうるさい決まりがありません。

 

 

ですので、今回もネットの「お坊さん便」で探して来ていただきました。費用は1人分だと30,000円ですが、父と母2人分だったので45,000円でした。

 

 

これには「読経・法話 (2名分)、御膳料、御車代、心づけ」が含まれているとあり、実際にこれ以外はかからなかったので、明朗会計でした。あとは引き出物としてお酒やお菓子、フルーツなどを用意しておいて式の後にお渡ししました。

 

 

今日は汗ばむほどの暑さでしたが、昨日からだったので最初から服は半袖、日焼け止めを塗りたくり、日傘用意でバッチリ対策しておきました。

 

 

でも、こんな陽気なのに墓地の周りの桜は咲いていませんでした。妹と姪っ子たちが看護師で忙しいので、みんなが休みを取りやすい3月最後の日曜日としたのですが、日取りを決めた1月の時点では、「桜がもつといいけど」なんて言ってたのにショック

 

 

最近では卒業式の時期にドンピシャで、入学式には桜が散っていることが多かったのに、今年は入学式にちょうどいい感じになりましたね🌸

 

 

(こちらは駅の近く、ソメイヨシノではない桜)

 

 

法事のあとは、予約しておいた「木曽路」に移動して会食。私と妹の子供はほぼ女の子で、その子供同士(孫たち)は全員男の子。どうしてこう固まるのかしら? でも、ほぼ構成が同じで年も近いので、すぐに仲良し。

 

 

ずっとコロナや感染症が多くて、いとこ同士で会えずにいたので、今回数年ぶりにみんなで集まれてよかったです。食事もおいしくて、しばし懐かしい話で楽しい時間を過ごしました。父と母に感謝です照れ

 

 

お刺身定食

 

すき焼き定食

 

 

残念だったのは、母のことをずっと気にかけてくれていた末の妹(私の叔母)が来られなかったことです。若い頃は、ソロバンの先生をしていてとてもしっかりしていた叔母ですが、昨年あたりから認知症が始まり、今では誰が誰だかわからなくなってしまったそうです。

 

 

近くの大宮に住んでいることもあり、母が亡くなってからは数か月に一度は来てくれて一緒にお墓参りに行っていたのに。今回も七回忌はぜひにと思っていたのですが、コロナで会えない間に弱っていたようです。ホントに憎きコロナ!

 

 

それにしても、母方の兄弟姉妹はガンは少なく認知症が多いので、そういう家系なのかもしれません。私もふだんから忘れ物・探し物が多いので気をつけなければ、と思っています。

 

 

妹や姪っ子たちにも、私がボケたら頼むね~とお願いしておきましたあせる 向こうはみんなしっかり者の看護師が多いので大丈夫でしょう! ほんわか