年末年始は、話題になった国内ドラマの一挙放送をやっていたので、録画しておいて観だめしました。

 

 

まずは年末、2013年にTBSで放送された 重松清原作『とんび』

 

 

 

 

頑固で不器用な父親「ヤスさん」を内野聖陽(せいよう)、その息子「旭」を佐藤健が演じていて、他の役者たちもいいので引き込まれて観ましたが、この息子がまたいい子なんだわ♡


息子が大好きなくせに反対の態度を取るややこしい父を内野さんが好演・・・というか怪演(?)するのですが、そんな父の気持ちをよく汲み取って、怒りもせず素直に父への愛情と感謝の気持ちを示す旭が本当にけなげで泣ける。

 

 

旭が好きになる子持ちでバツイチの女性を吹石一恵が演じ、また主題歌が福山雅治!こんなところでも共演してたんですね~♡

 

 

映画版は2022年、阿部寛と北村匠海の主演で作られていたそうで。でも内野聖陽の演技が強烈だったので比較したくないかな。むしろ原作を読んでみたいと思います。

 

 

次に観たのは『相棒 元日スペシャル』ですが、元日は午後、能登半島地震が起きて各放送局一斉に特別報道番組となっていたので、まさかやるとは思ってませんでした。

 

 

でも、録画したものを観たら21時からテロップ出したままドラマに切り替わりました。で、「おー、やったのか」と思って観ていたら、最後の最後にまた地震速報に切り替わって録画が終わってたという・・・絶望

 

 

ドラマなんだから、最初から後日改めて放送すればよかったのに。でもまあ、TVerでCMなく最後まで無料で観れたのでOK。むしろ最初からこっちで観れば良かったと思いました。(10日午後9時前まで視聴できます)

 

 

私は歴代の相棒では、寺脇康文さん演じる亀山薫が一番好きです(今シーズンで復帰)。熱血漢でおっちょこちょいだけど、右京さんをすごくリスペクトしていて、ジャーナリストの奥さん美和子との掛け合いも面白い。

 

 

 

 

SPでは、警察次長である甲斐峰秋の孫息子がお話のカギとなりますが、その子の父親は法で裁けない悪人を影で成敗する「ダークナイト」だったということで逮捕、懲戒免職となった元相棒の甲斐享。

 

 

引退した成宮寛貴が演じていて、雑誌のスキャンダルで引退して海外に行ってしまった俳優の映像をよく使うなーと思っていたら、平宮博重(なりみや・ひろしげ)として芸能界に復帰するようですね。

 

 

それはともかく、『相棒』は盤石の面白さがありますが、右京さんと亀山が逃げる場面で、彼らが車に乗り込むまで悪者たちが追いかけても来ず、近距離なのにヘタな拳銃を撃ちまくるシーンは不自然すぎて笑っちゃいました爆笑(まあこれもご愛敬)

 

 

水谷豊はとにかくハマリ役ですが、コミック版があるからこれも原作がいいのだろうと思ったら原作はありませんでした。コミックのほうがドラマに寄せてるそうで(でも似てないとのコメントが多い)。長年続けているスタッフさんたちの連係プレーがいいんでしょうね、きっと。

 

 

そして次に観たのは『Dr. コトー診療所』ですが、こちらは2003年に放送された最初の番組ではなく、2006年版でした。

 

 

タイトルだけは知っていたし、結構何度も続編が放送されているので、一度観ておこうと思ったのですが、これも続編で人間関係がよく分からないし面白くなかったので途中で観るのをやめました。

 

 

途中から観ても引き込まれる作品もありますが、これは私的にはイマイチでした。

 

 

そして次に観たのは、まさにその途中から観て好きになった『義母と娘のブルース』FINAL

 

 

最初のシーズンは興味がなくて全然観ていませんでしたが、前回の「2022年謹賀新年スペシャル」で、義母の亜希子(綾瀬はるか)と大人になった娘みゆき(上白石萌歌)との関係が素晴らしく、また佐藤健のおバカな三枚目っぷりが面白すぎてハマってしまいました。

 

 

 

 

主題歌の「アイノカタチ」by MISHA、紅白で聴いても感動して涙が出たのはこのドラマを思い出したせいでもあります。

 

 

これは原作が漫画ですが、一度読んでみたいかも。

 


漫画といえば、アニメ『進撃の巨人FINAL』もやっと観終わりました。長かった。以前シーズン3まで観て書いた記事が2019年だから5年越しの終了!

 

 

シーズン1~3はとても映像が(残酷なんだけど)美しく、音楽も良くてハマってしまいました。

 

 

2019年7月におまとめしたシーズン1~3の記事⤵

 

 

シーズン3の閉ざされた壁の向こうの秘密が分かり、その先にもはるか大陸が広がっていた、というところで終わっても良かったかな・・・ショック

 

 

気になるのでその先もずっと観てましたが、人間が巨人と戦うドラマはまだ不可能と思えることに挑戦する姿や仲間との友情に感動したけど、大陸では人間と人間の戦いが中心となり(+巨人)、残酷な現実とも相まってあまり面白くなくなってしまいました。

 

 

最後の最後に「地鳴らし」の理由が分かりますが、たった一人の始祖ユミルやエレンの思惑のために、あんなに大勢の人類を死なせなくてもよかったのに、というのが正直な感想でした。

 

 

まあ確かにこの現実世界でも、たった一人の独裁者のために大勢が命を落とす不幸や理不尽さはあるので、敵味方関係なく力を合わせて世界を救うストーリーと考えればいいのかとは思いますが。

 

 

それに漫画とはいえ、あれだけ勝てそうもない相手に生身で勝てた人間がいるなんてやっぱり突拍子もないし、最後にエレンが化け物になってしまったのは残念でした。

 

 

ただ、やはり作者の世界観、想像力には本当に感服します。常人にはとても考えつかない内容と映像でした。

 

 

ずっとファイナルが頭にあってところどころに伏線を張って最後しっかり回収したのでしょう。始祖ユミルのエピソードもファイナルシーズン・パート2の#80『二千年前の君から』を観直してよく分かりました。余裕があれば前のほうからまた観直したい気はします。

 

 

最後が少し希望の見える終わり方だったのは良かったです。

 

 

*画像はすべてネットよりお借りました(TBS, TVer, Netflix)