これまでもちょいちょい書いてるAI技術の件ですが。

 

 

ChatGPTはまだ発展途上とはいえ、使い方によっては結構役に立っていいと思うのですが、画像作成技術が高すぎるのはだいぶ用心せねばと思っています。

 

 

フェイク映像やフェイクニュースのことは以前にもディープフェイクの記事で取り上げ「今の技術ならスマホでも本人そっくりのフェイク画像を作ることが可能だ」と書きました。

 

 

その記事を書いたのが1月。その時はまだ、ニュースならきちんとしたニュースソースで確認できるし、そっくりさんも有名人とか、ネットに顔を晒してる人の話だからと、ちょっと油断していました。

 

 

ところが、昨夜のニュースでは、中国で友人の顔や声を入れ替えたそっくりさんによる詐欺が発生したと報じていました。

 

 

パソコン上の画面で直接顔を見ながら話していた友人から、航空券を買ってほしいと言われて買ったところ、それは別人のなりすましで、お金をだまし取られたとのことでしたゲッソリ

 

 

顔が見えないSNSでもなりすましで騙される人がいるのに、見えててその顔と声がその人そっくりだったら信じてしまいそう。そっくりというより、入れ替えてるんだから本人そのものの顔と声ということです驚き

 

 

こうなると、本人でないと分からない話をしてみるとか(家族や共通の友人の話、昔話とか)、話し方の特徴やクセを見極めるとか、こっちも騙されないようにしっかり確認しないといけませんね!

 

 

その時、テレビで専門家がフェイク映像を見破るコツがあると言ってました。

 

 

1.画面上の相手に横を向いてもらう。メガネのフレームが消えてました。

 

2.手を顔の前に出してもらう。手がうっすら消えました。

 

 

やっぱり、本物とはどこかが違いますね。でもまあ、これもさらに技術が進めば解決されてしまうだろうから、いずれ本当に区別がつかなくなるんでしょうねショック

 

 

美空ひばりの新曲を歌うAI映像のことも書きましたが、あれも数年前なので、やや動きがぎこちなくロボットっぽい感じがしました。今は本物の人間の動きに被せてしまうので、正面から見る映像だけならとても自然です。

 

 

こういう話を聞くと、思い出すのがマイケル・ジャクソンの名曲『Black or White』のPV。

 

 

1991年だから、もう30年以上前なんですね。初めて観た時は驚きました。人の顔と体がどんどん別人に変わっていくんだから。モーフィングという技術だそうです。

 

 

 

(始まって5分半くらいのところからモーフィングが見られます)

 

 

でも、当時は今みたいな技術がなかったから、制作は本当に大変で1コマずつ修正を加えていったそうです。そういう工夫と苦労があった時代が懐かしいほんわか

 

 

『ターミネーター2』も衝撃でした!手が金属になって形も変幻自在に変わっちゃうんだから、さらにすごい。 同じく1991年。そういう技術が革新的に進んだ年だったんでしょうね。

 

 

今もまた技術的に飛躍の年なのかもしれませんが、新技術はあくまで私たちの役に立つものであってほしいと切に願います。

 

 

画像はネットよりお借りしました。

 

 

こちらはリマスター版なので、映像がすごくきれいです!

 

 

"Hasta la vista, baby"「あばよ」って感じですが、「地獄で会おうぜ ベイビー」(by 戸田奈津子さん)は映画史と翻訳史に残る名ゼリフでしょうね~しびれます!