9月が始まってからずっと雨 よく降りました。涼しくていいんですが、洗濯物が…
明日はやっと晴れるようで助かります。
さて、6月初旬からNetflixで観始めたドラマ 『メンタリスト』("The Mentalist") ですが、毎晩2~3話ずつ観て(週末は果てしなく)、ついに7月中に最終シーズン8まで観終わってしまいました。
憎き宿敵、レッド・ジョンを追う線は続きながらも、起こる事件はほぼ1話完結なので、安心して少しずつ観られました。レッド・ジョンは意外な人物(ん~?って感じだったけど)で、まあ最後はカタルシス
面白かった~。そしてやってきた『メンタリスト』ロス…
さて、次なにを観よう???
と思っていたら、翻訳で忙しい夏となり、ほぼドラマを観ることはできず。
やっと先週水曜からヒマになり、探していたらまたまた面白いシリーズを見つけました
それが、『ホームランド』("Homeland") です。
このところ、担当したドキュメンタリーが中東を扱っていて、このドラマも中東に関わるテロの話と知り、オサマ・ビン・ラディンの逮捕までを扱った映画 『ゼロ・ダーク・サーティ』に似てるのかな?と思って観始めました。
『ホームランド』 も イラクのテロ集団アルカイダとCIAとの情報戦 が中心ですが、さらに家族の愛憎、信頼関係などがテーマのシリアスドラマです。
主人公はキャリーという女性。とても優秀なCIAの作戦司令官ですが、実は大学生の時に発症した双極性障害(躁うつ病)を患っていることを隠して活動している仕事の鬼(姉が精神科医なので内緒で薬をもらっている)← 事件に巻き込まれて薬が切れると大変な状態になる!
彼女は、処刑直前のイラク人捕虜から、家族の保護と引き換えに重要な情報を聞き出します。それが、あるアメリカ人捕虜がアルカイダに転向し、テロリストになったという衝撃的な話でした。
その直後、8年間行方不明だった海兵隊員の軍曹ニコラス・ブロディが、テロリストのアジトから救出され、アメリカにヒーローとして帰還します。
キャリーはブロディが転向した戦争捕虜であるとにらみ、上の命令を無視して彼の家を密かに盗聴・監視をするのですが…。
というストーリーですが、まずいことにメチャクチャ面白い!そしてやめられない!
Once you start, you can't stop ← 昔、"プリングルズ"の宣伝文句にあったような…。
ブロディが本当のことを言っているのか分からない展開と、ブロディ一家の秘め事やもめ事、キャリーとブロディの複雑な関係がいろいろ出てきて、次が気になり止まらなくなってしまいます。
このやめられないシリーズ、まるで『24』だと思ったら、まさしく『24』のスタッフが作ったのだと知って納得 さすがの面白さです
元ネタはイスラエルのシリーズ "Hatufim"(戦争の囚人)だそうですが、役者がまたいい。
キャリー役はクレア・デインズ。難しい双極性障害を抱えた女性を演じ、泣いたり怒ったりする表情がとても豊かです。
真面目な顔でウソをついたり人を騙す、こちらも難しいブロディ役は、イギリス人俳優のダミアン・ルイス。ロイヤル・シェイクスピア・カンパニー所属の実力派だそうです。
キャリーの元上司で恩師のソールを演じるのは、『クリミナル・マインド』のシブいギデオン役、マンディ・パティンキン。
ブロディの美しい妻ジェシカ役には 『メンタリスト』 でもパトリックを手玉に取るエリカとして出演していたモリーナ・バッカリン。 ← すごい小顔!
俳優も背景も映画並み。ゴージャスでリアルな雰囲気があります。
今週末も、ずっとやめられなくて気づくと朝になっている・・・というパターンで、早くもシーズン2(24話)まで観終わりました。いったん、事件が解決したのでここで休憩(また新たな事件は発生するのだけど・・・)
うー、やばいやばい
明日は1日授業があるし、今日またドラマの字幕オファーが来て、今週素材が届きそうなので、しばらくは封印しようと思います。
こちらもただ今 Netflixで8シーズンすべて配信中(各12話)。時間に余裕のある方はぜひ観てみてください(ただし拷問や濃厚なベッドシーン、裸体がちょいちょい出てくるので映画であればR18+指定並み。要注意デス)
画像はネットよりお借りました。左からソール、キャリー、ブロディ、ジェシカ