昨日は天気予報どおり、久しぶりに晴れ間が見られました
授業が終わって17時。まだ全然明るいし、涼しくて気持ちがよかったのと、ずっと家にこもって運動不足だったので、久々に上野公園をぶらぶら歩いて帰ることに。
この時期は例年だとまだすごーく暑くて、散歩もできないことが多かったと思うのに、湿気も少なくて涼しいし、早くも気分は秋でした
とても爽やか~~
↑ 雲も高い筋雲で「秋の雲」っぽい.
前にも書きましたが、私の好きな上野のお散歩コースは・・・
上野駅の公園口 → 美術館巡り(前を通過) → 上野東照宮(ご利益のある「仕事守」あり) → 西郷さん → 不忍池
でございます。のんびり歩いて20~30分コース、気持ちいいです。
詳しくはこちら。ただし、この時は御徒町に用事があったので、西郷さんのあとはアメ横散策となりました。
↓↓↓
今回は、時間があったので、不忍池へ。すると、久しぶりに見たせいか、蓮の葉がすごいことに・・・
え?こんな高く大きく生い茂っていたっけ?
今年は3月の桜と、6月のアジサイと蓮の花の頃に来たきりでしたが、比べてみると。
↑ この写真は去年の6月下旬。
↑ これが昨日。
なんか、葉っぱがデカくなってません?
撮った位置はほぼ同じですが、距離感が違うのでちょっと比べにくいところですが、目視の感じでは、遠くからでも「葉っぱがすごい!」と感じました。← 少し閉じ気味だからかなぁ?
そして、6月にきれいな花を咲かせていたのが、9月には実が・・・
・・・と思ったら、このハチの巣のようなものは実ではなく「花托 (かたく)」という部分で、この花托の中に実と種があるのだそうです。
“はすの実(英語版)と呼ばれる果実(種子)にもでん粉が豊富であり、生食される。若い緑色の花托が生食にはよく、花托は堅牢そうな外見に反し、スポンジのようにビリビリと簡単に破れる。柔らかな皮の中に白い蓮の実が入っている。種は緑色のドングリに似た形状で甘味と苦みがあり、生のトウモロコシに似た食感を持つ。また甘納豆や汁粉などとしても食べられる。
中国や台湾、香港、マカオでは餡として加工されたものを蓮蓉餡と言い、これを月餅、最中、蓮蓉包などの菓子に利用されることが多い。餡にする場合、苦味のある芯の部分は取り除くことが多く、取り除いた芯の部分を集めて蓮芯茶として飲まれることもある。ベトナムでは砂糖漬けやチェー(Chè)の具として食べられる。また、蓮肉(れんにく)という生薬として、鎮静、滋養強壮作用がある。”
以上、引用と写真はWikipediaより。以下のページにすごーく詳しい説明が載っています。
それにしても、花托と実 (白) は生食、種 (緑) は甘納豆や汁粉 その他、お菓子やお茶、薬 にまで利用できるとは!
また、蓮の地下茎はおなじみの 蓮根 (レンコン) ←「根」と書くけど、あくまで茎。根ではない。
葉っぱは大きくて 水をはじく
蓮は英語で "Lotus" (ロータス)と言いますが、なんと、この水をはじく葉っぱからヒントを得て、開発されたのが、森永乳業が開発した「TOYAL LOTUS®」という新素材。ビヒダスヨーグルトなどの蓋に使われていますが、ヨーグルトが付着しないように蓮の葉からヒントを得たのだそうです
ということで、葉っぱや実と種から地下茎まで、蓮には利用価値がめっちゃたくさんあるということが分かりました。
お釈迦様のイメージも大きいですが、実用的にもありがたーい植物なのでした