【続報】大野隆プロデュース

フォレスタ セレクションコンサート 

ルンルン~和魂洋才 日本の心 世界を歌う~ルンルン

 

 

一昨日アップさせて頂きました、フォレスタ セレクションコンサートの続報です。

 
 
 

池袋駅から西武池袋線準急で24分。清瀬駅北口下車徒歩4分の所にあります、清瀬けやきホール。

ホール入り口には、フォレスタコンサートの案内が掲示されてました。

 

     

【第一部】(敬称一部略・以下同様)

フォレスタオリジナル曲、「故郷に、いま帰る」から始まりました第一部。故郷を想い、メンバーそれぞれが故郷の歌を歌います。通常のコンサートで歌われている曲もあれば、初めてコンサートにのせる曲もあり、バラエティに富んでいてとても楽しめました。

☆故郷を想って☆

♪故郷に、いま帰る(混声/ノーマイク/P:石川)........ 久し振りに聴きましたが、こころにじ〜んとくるフォレスタオリジナル曲です。

♪雪の降る町を(混声/ノーマイク/P:大杉)......... 綺麗なフォレスタ混声のハーモニーが際立つ一曲です。

♪ペチカ(吉田(明)&三宅/マイク有/P:大杉)......... 冬のコンサートでは欠かせない曲。温かなお二人のデュオに癒されます。三宅さんは雪深い福井出身。吉田(明)さん出身の福岡は作詞家北原白秋の出身地。

♪北上夜曲~津軽平野(澤田&小笠原/マイク有/P:石川)......... 北上川が流れる岩手県出身の澤田さんと青森県出身の小笠原さんが、故郷を想い熱唱。

♪三国節(澤田&大野&三宅&吉田(明)/マイク有/P:石川)......... 福井県坂井市出身の三宅さんを中心に。「三国節」、初めて聴きましたが力強い歌声に元気をもらいました。

♪島原の子守唄(内海/マイク有/P:大杉)......... 長崎県出身の内海さんのソロ。透明感のある優しい歌声に癒されます。

♪中国地方の子守唄(竹内&大野/マイク有/P:石川)......... 「岡山県の子守唄だが、広く中国地方という事で、島根県出身の竹内さんと大野さんが歌います」との石川さんの前説がありました。哀しい曲調の多い日本の子守唄ですが、竹内さん、大野さんとも切々と優しく歌ってくださいました。

♪東京の灯よいつまでも(塩入&池田/マイク有/P:石川)......... 東京出身のシティボーイ、ガールの塩入さんと池田さんが、朗々と歌います。

♪ふるさとのはなしをしよう(混声/ノーマイク/P:石川&大杉)......... 一部のオープニングで故郷に帰ったフォレスタが、一部最後に選んだ曲は故郷のお話し。故郷物語の完結ですネ。

 

☆クリスマスソング☆

♪オー・ホーリー・ナイト(横山/ノーマイク/P:石川)......... クリスマスによく歌われる讃美歌219番ですね。小学生のころ、教会の日曜学校に通わされていたので、この曲はよく歌いましたよ。横山さんの優しい歌声が清らかに響きました。会場のあちらこちらからブラヴォ〜〜!の掛け声が。

♪アメイジング・グレイス(財木/ノーマイク/P:大杉)......... 一番は讃美歌風に厳かに。2番はピアノ伴奏のスイングに乗ってジャージーに。財木さんの綺麗な高音が会場中に響き渡りました。会場のあちらこちらからブラヴォ〜〜!の掛け声が。

♪クリスマスメドレー~もろびとこぞりて~荒野の果てに~ジングルベル~(混声/ノーマイク/P:石川)......... 前半は静かに清らかに。大杉さんの鈴の音と共に、弾けたような「ジングルベル」。後から横山さんの鈴の音も加わって、とても楽しいクリスマスソングングでした。

☆会場合唱☆

♪埴生の宿

 

【第二部】

二部は、オペラのアリアを中心に、アンコールを含め全てノーマイクでの演奏でした。

今まで、セレクションコンサートや男声フォレスタクラシックコンサートなどでオペラ演奏する際には、ステージ後ろのスクリーンに、日本語の字幕が写しだされていることが多く、オペラど素人の私にとってありがたかったのですが、今回はありませんでした。でも、司会の石川さんの前説を聴き、想像しながら聴かせて頂きましたので、字幕がなくても楽しめましたが。。。。

☆モーツァルト作曲                        オペラ「フィガロの結婚」より

♪序曲(P:石川&大杉)

♪恋とはどんなものかしら(小笠原/P:大杉)......... いわゆるズボン役と言われ、女声(メッツオ)がケルビーノ少年に扮し歌い演じます。小笠原さん、白いブラウスに緑のベストとズボン、ひざ下までの黒のブーツ姿も凛々しく、初々しい少年の恋心を見事に歌い上げてました。

♪ひどいぞ、どうして今まで私を焦らしたのだ(塩入&三宅/P:大杉)......... スザンナ役に三宅さん、女好きの伯爵に塩入さんが扮し、フィガロとの結婚が迫っている女中スザンナに、伯爵があの手この手で言い寄る。適当にあしらう(?)スザンナ。素晴しいデュエットでした。

♪そよ風に寄せる歌(手紙の二重唱)(吉田(和)&財木/P:大杉)........ 伯爵夫人とスザンナがアルマヴィーヴァ伯爵を懲らしめようと、手紙を書きながら歌うアリア。吉田(和)さんのスザンナは爽やかで可憐な歌声。伯爵夫人役の財木さんは貫禄の歌声です。

☆プッチーニ作曲                         オペラ「ラ・ボエーム」より

パリのアパルトマンを舞台にした、貧しい若者達の切ないラブストーリー。

♪冷たい手を(澤田/P:石川)........ 詩人ロドルフォが、お針子ミミの手を握りしめて「何て冷たい手だ.....」と歌いだすアリア。澤田さんの伸びやかな高音が素晴らしい!ブラヴォ〜〜!

♪私が街を歩けば(内海/P:石川)........ 奔放で浮気性のムゼッタが「私が街を歩いただけで、男達が寄ってくるのよ.......」と歌うアリア。内海さんのムゼッタは何度か聴かせていただいておりますが、いつ聴いてもコケティッシュで可愛らしいムゼッタです。ブラヴォ~!

♪それでは、本当に終わりなんだね(竹内&池田・大野&吉田(明)/P:石川)........ロドルフォとミミの純愛コンビの別れと、奔放なムゼッタとマルチェッロの激しい喧嘩別れの歌声が交差する場面での四重唱は聴きごたえ満点。純愛コンビは竹内&池田さん。奔放コンビは大野&吉田(明)さん。吉田さんのムゼッタは勝気な性格がよく現れてましたよ。

 

☆フィナーレ                                                                   ヴェルディ作曲オペラ「リゴレット」より

「フィガロの結婚」にも「ラ・ボエーム」にも横山さんが登場しないで、このまま終わっちゃうのかしら?。。。。と、思った方も多かったのでは?

「フィガロの結婚」の女好きのアルマヴィーヴァ伯爵繋がり?で「リゴレット」のこれ又女好きのマントウヴァ侯爵役で、横山さん、ピンクのフロックコートを着て会場から登場です。

♪女心の歌(横山/P:大杉)......... 女性にモテて自信のあるマントウヴァ侯爵でも「いつも変わる女心は分からない......」と嘆きながら切々と歌います。終盤では女声全員が花を持って登場、横山マントウヴァ侯爵を囲み、花を渡そうとします。そこへ塩入アルマヴィーヴァ伯爵が登場。財木伯爵夫人に跪き許しを乞います。

めでたし、メダタシの大円団で、次の「結婚の合唱」に続きます。フォレスタオリジナルの纏め方。大野プロデューサーの腕の見せ所ですね。ブラヴォ〜〜!

♪オペラ「フィガロの結婚」~終幕の合唱(結婚の合唱)(混声/P:大杉)

♪ヴェルディ作曲オペラ「ナブッコ」~行け、わが想いよ、黄金の翼に乗って~(混声/P:石川&大杉)........ イタリア人が愛してやまない、イタリア第二の国歌とも言われる曲ですね。(私的には、地理的に遠いエルサレムの地での物語なのに、何故にこれ程愛されるのか?ちと分かりかねますが........。でも、私も大好きな曲です。) 美しくて、力強いフォレスタ混声の歌声です。きっとパレスチナの平和を祈って歌われたのでしょうね。私も心の中で祈りながら聴きました。🙏

【アンコール】

♪オペレッタ「メリー・ウィドウ」~女・女・女のマーチ~(混声)........ 今から10年前(?)位まで開催されてました「男声フォレスタクラシックコンサート」の定番になっていた楽曲ですね。久し振りにコミカルなこの楽曲を聴けて嬉しかったです。

♪交響曲第9番 (ベートーベン)~歓喜の歌~(混声)........ 今年も、年末にフォレスタの歌う「第九」を聴けた喜びに浸りながら、聴いてました。

マイクを持っての抒情歌、童謡・唱歌、歌謡曲もいいし、生声でのオペラアリア、最高~~~!。フォレスタの歌う「第九」を清瀬で聴けて幸せでした。来年も沢山フォレスタのコンサートがありますようにと思いながら、家路につきました。飛び出すハート

 
 
 

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※下記チラシは、公演会場で配布されたものです。