文化のしずく 文化のしずく 制服の着崩しかたを 自然は教えてくれない そこに文化がある 痛いこと するね と宣言した僕に 君がうなずく 僕が汗をかくのと同じたやすさで 君は簡単に泣く 雷ならば 遠くどこかの山で 鳴っているかも知れないけれど 電源につながれた快楽を 自然は教えてくれない ここに文化がある どうしようもない文化の中の ほんのひとしずく 僕はそうやって君を愛する 君の中からあふれる自然に どうしようもなく昂ぶらされながら