僕は自分の住んでいる町を好きになったらしい | お泊まり恋愛詩

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恋愛詩を集めたブログです。彼氏視点です。

かなりえっちな内容のものも少なくないですが、年齢制限せずにすむよう、端正で遠回しな表現に収めています。また、旧作に手を加えている作品が多いので、現在進行形のものはほとんどありません。更新休止中です。


僕は自分の住んでいる町を好きになったらしい


午後の止まった空気の中を

乱暴に裂いて中学生の自転車が通り過ぎる


背筋の伸びた老爺が

時計屋の中で静止している


赤ん坊を卒業したばかりの少女が

ベビーカーをのぞきこんで笑っている


徹夜明けの土曜日 午後3時

商店街

鞄がひどく重い


中心のない景色に

埃のにおいが似合っていて

僕は それが妙にうれしい