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『嘘だろぉっ、
電源切られたぁっ』
無機質な応答になった
携帯を握りしめたまま
オレは呆然としていた。
・・・どうしよう。
『・・・参ったな』
電源を切った、って事は
二宮くんと一緒なのかな。
・・・そりゃそうだ。
だって今日は休日だ。
会える時は会うだろ。
現にオレだって・・・
『え、って事は・・・』
二宮くんの家だろうか?
それなら
ここからなら近いけど。
あ、
そっか。
もしかしたらアッチは
お取り込み中なのかも。
『・・・・・///』
そうだよなぁ・・・っ
「あっち」はそうだ。
ープルルルー
ープルルルー
そのとき響いた着信音。
さっ、智くんっ?
『・・・っ!』
なワケないよなぁっ
あーっ
どうしたらいいんだっ
ープルルルー
ープルルルー
・・・鳴り続ける携帯。
オレはひとこと
「ごめんっ」
と、だけ言って
電源を落とした。
『こうなったら
仕方がない・・・』
ここから歩いて約10分。
走れば5、6分で着くか。
・・・行くしかないっ
二人の時間を
邪魔しちゃ悪いけどさ、
とにかく「こっち」は
切羽詰まってるんだよ。
それに、
二宮くんにも
聞いてもらえるのなら
その方が都合がいいし。
『よし・・・行くか』
携帯をケツポケットへと収めて
オレは目指す場所へ走り出した。
