老後資金として年金についての基本的なこと。

今回は第2回。


まず老齢年金とは、というところから。

老齢年金とは、公的年金の加入者が65歳以降、国から支給されるお金で、亡くなるまで、一生涯受け取れる。

この老齢年金は2階建て構造。

1階部分は、国民年金(基礎年金)で、日本に住んでいる20歳以上60歳未満のすべての人が加入するもの。

2階部分は、厚生年金で、会社員や公務員が加入するもの。


自営業や専業主婦はというと…


第1号被保険者と呼ばれる自営業や無職、学生の場合は、国民年金のみ加入となる。

保険料は毎月定額で、令和4年の国民健康保険料は、

月額16,590円。

受け取れる年金は、1階部分の老齢基礎年金のみ。

令和4年は、月額約6.5万円。

満額の年額でいうと777,800円。


第3号被保険者と呼ばれる専業主婦も国民年金のみ。

受け取れる年金は、第1号被保険者と同額。

ただし、保険料の負担をする必要はない。


第2号被保険者と呼ばれる会社員や公務員は1階部分と2階部分の両方を受け取れる。

つまり、国民年金と厚生年金。

保険料は、給料の一定比率で労使折半。

つまり、半分は会社負担ということ。


なんとなくはわかっているけれど…というところの説明をした。


次回も引き続き、年金についてのお話。