みなさん、こんばんは。
いかがお過ごしでしょうか?
いきなり30度の日があったりで体調を崩さないように気を付けてくださいね。
先日、知り合いの先生が
「カール先生の内視鏡挿入術 実践編」見てますよー、
って、言ってくださいました。
で、その先生が
その動画を見て、
わざわざ文字おこしをしているんだそうです。
えっ!
文字おこし?
で、
その文章がこちら。
◼️ 直腸 RS 大体3パターン ◼️
・ノーマル
・痩せた女性、RSが長い。左トルクで半時計回転
・太鼓腹。RSが正面展開。S-TOP形成パターン。脂肪に包まれ骨盤内に腸管が落ちてこない。頭側に向かう。
突き当たりで引き込んでくるか、そのままループを作るか。
◼️ key Pointの処理 ◼️
基本送気せず、やるなら送水。
・01:05〜 基本的な症例
Sの始まり、右方向。ヒダ1枚残して右捻りで引き。ゆっくり。暫くやってると右回転して来て下部方向へ。→ ダウン。 KPの畳み込み終了
■ 05:10〜 少しわかりにくい症例。
ここだ、と思うところで右トルク掛けて畳み込む。ヒダ1枚残しながら畳み込むのがポイント。空気が多い時は脱気。
右上展開で右トルク。時計回転して下部に来てダウンでKPの畳み込み終了。
(右上に屈曲ということは、腹側に行ってアップ方向に屈曲が出来ているということ。なので右トルク使って真っ直ぐにして畳み込んでる。)
■ 0900〜 なんとか畳み込めた症例。
右トルクでなかなか時計回転してこないが粘ってなんとか畳み込めた症例。
ヘッドを突っ込む位置がちょっと突っ込み気味でアングル引っ掛けて、なんとか回す。出来ればもう少し手前でトルク掛けたいんだけど、掛からないので少し突っ込み気味になる。
■ 1450〜 回り切らずアングルで越えた症例。
2時方向のKPが時計回転するが3〜4時方向までしか来ない。→ ダウンだけで越えれないので右アングルも使ってヘッドを進める。
・ 2時方向からアップかけても回らない。アップに左アングル追加でさらに強いアップをかける。
回り切らないので、押さずにダウン。+ 右アングル。
アップで押したくなるが、ダウンをかけるとヘッドが入る。
次の左展開は左アングル。
・3時、4時の屈曲はscope入れられない、進められない。一番困る角度。
・ループ作るのであれば、一旦抜いて、12〜2時の方向に屈曲戻して、そこからプッシュしないとループ形成出来ない。
■ 1928〜 KP10時(左に出てくる)。左に振ってから畳み込む症例
・左に出てくるので半時計回転させた方が近い気がするが、
やはりKPは時計回転。
ヘッドを少し左に振ってヘッドを少し入れて、引っ掛けて右トルクをかけて時計回転して畳み込む。RTS(Right turn shortening)
一部のみですが、
いかがでしょうか?
変態(いい意味で)でしょ!!!
でも、
この文字おこしって作業
意外と重要なのかもしれません。
ただ、聞いているだけだと、
さらっと聞き流してしまうようなことが
文章にすることで、
ほんのささいなことまで頭に入るというか、
気づきがあるというか、
本当に大変な時間がかかる作業ですが、
とても有意義な作業なのではないでしょうか。
僕も、自分の発した言葉ではありますが、
文字になると、
僕からは離れて別の存在になるというか、
別の命を吹き込まれた何かになったというか、
とにかく、
非常にありがたく思いました。
ありがとうございました。
今後はケーススタディ編に入ります。
準備しているので少々お待ちください。
では、また。