自粛要請とGo To キャンペーンの両立に悩んでいるみなさん、こんにちは。
こんな4連休はTCSの勉強をしておとなしく過ごしましょうね。
あ、でも、観光業界の方々には死活問題ですものね。
難しい問題ですね。
ある先生が有効期限付きのチケットを発売すればいいんじゃないか、って言っていました。
確かにいいアイデアですよね。
そういうアイデアっていろいろ出ているんでしょうけど、うまくやれないもんでしょうかね。
とはいうものの、
私たちのような町医者は自分のやれることを一生懸命にやるしかありません。
ここは踏ん張りどころです。
みんなで頑張りましょう!
ということで、今回の動画は、
KPからTPまでです。
この症例はKPの畳み込みができた時点で、
腸管のたわみは残っていないようです。
ほぼ管腔沿いに進めてTPに到達しています。
ここで言いたいのは、内視鏡画面だけを見ていると、
ほぼ直線的に頭側にスコープを進んでいるように見えますが、
決してスコープは頭側には進めないということです。
スコープは、骨盤の外に出ていかなければならないので、
再度、腹側に向かって進んでいるのです。
その頂点がTPです。
腸管が長い症例はこの区間に腸管のたわみがありますので、
何度も左右の畳み込み操作が必要になります。
この畳み込み操作も、骨盤の中という限られたスペースであるからこそ可能な操作なのでしょう。
腹腔内のような広いスペースでは腸管を畳み込みきれませんもんね。