この話の続きになります
デートの翌日からゆうくんの様子が急変した。
必要最低限のこと以外話さなくなって無視するようになった。
夜、冷や汗をかくほどの腹痛に襲われた。
今思えばストレス性のものだろう。
ベッドに入り寝ようと思ったけどお腹が痛くて眠れない。
🙋♀️「痛いーーっ。」
痛すぎて思わず声が出てしまった。
するとゆうくんがこっちを向いて一言
🙋♂️「うるせー。寝る邪魔するな。」
別に心配して欲しかったわけでもなかったが、最低な一言に涙が出た。
翌朝起きると
🙋♂️「今日帰ってきたら話し合いだから。」
そう言ってゆうくんは仕事に行った。
帰ってくると早速話し合いが始まった。
🙋♂️「俺はななと離婚したい。」
🙋♀️「わかりました。ただわたしは仕事を辞めさせられて(実際は休職中)仕事もなければ貯金も十分にない。経済的な自立ができるまで時間がかかりそうだからすぐに離婚届は書けない。」
🙋♂️「俺は仕事辞めろなんて一言も言ってない。だから責任なんて取れない。」
🙋♀️「離婚するならまじでお金のことはしっかり決めよう。じゃないとこの先わたし生活できないよ。」
すると衝撃の一言
🙋♂️「お前に財産分与はやる。でもお前のいない日は1日ごとに金額差し引かせて貰うから。あとお前にあげた婚約指輪返してくれ。」
ゆうくんにとってわたしはただの日雇いのお手伝いの女の1人なんだと思った。
🙋♀️「なら結婚してからの源泉徴収票と通帳の残高を見せてください。」
🙋♂️「お前はなに言ってんの?俺仕事で疲れてんのわかる?そういう話されるとまじでお前への気持ち離れるんだよ。」
🙋♀️「ゆうくんが話し合おうって言ったんだよ。」
🙋♂️「源泉見せるのはおかしいから。まじでこれ以上疲れさせないでくれ。」
🙋♀️「どうせ離婚望んでるのはあなたの親なんでしょ?いいよわたしはしっかり財産分与くれれば。」
🙋♂️「俺の親は離婚なんて望んでない。親のせいにするんじゃねーよ。」
話にならないと思い、数ヶ月前話し合いをした時にゆうくんの要望を書いてもらったメモを見せた。
・実家と新潟の行き来するような生活をやめる
・東京の病院で働かなければ気が済まないこと
・我慢して欲しくないこと
・なぜあと4ヶ月(年内)は働くのか
🙋♀️「これ数ヶ月前に話し合いした時のメモだけど仕事辞めろって言ってるよね?だから辞めたんだけど。」
するとゆうくんはものすごい顔で怒り始めた。
🙋♂️「これ俺の字じゃねーんだけど。お前勝手に書くんじゃねーよ。」
どう見てもゆうくんの字だった。
嘘が小学生みたいだったけど、ゆうくんは頑なに「俺の字じゃない」と言ってきた。
🙋♀️「筆跡鑑定でも出す?」
するとゆうくんは黙った。
🙋♂️「好きにしろ!こんな状態が続くなら離婚してくれ。」
🙋♀️「こんな状態?」
🙋♂️「お前は暇だけど俺は毎日仕事してて冷静になんてなれないんだよ。まじで気持ち離れる。」
🙋♀️「こんな状態にしたのはゆうくんだよ。来週ワクチン二回目もあるしそれ終わったら出て行くからとりあえず源泉をお願いします。」
ゆうくんは怒って寝室に向かって寝た。
ゆうくんの機嫌が悪くなると強制終了する話し合いにもう疲れてしまった。
