ゆうくんは翌日もお休みだった。
前日、車で一晩過ごしたせいか風邪をひいたゆうくんは朝から機嫌が悪かった。
詳しくはこちら
夜ごはんの買い出しをしようとゆうくんに声をかけた。
🙋♀️「夜ごはんの買い出し行くけど。」
🙋♂️「具合悪いから寝かせろ。」
🙋♀️「じゃあ夜ごはんいらない?」
🙋♂️「夜ごはんなに?」
🙋♀️「ホットプレート出して焼肉しようかと思ってたけど具合悪いならいいよ無理しないで。」
🙋♂️「いや、治ってきた。俺も飯食う。」
まるで子供だった。
本当は具合悪くなくて拗ねていただけだと思った。
夜ごはんを食べながらゆうくんが言った。
🙋♂️「なな、明日お出かけしよう。」
わたしはまた嫌な予感がした。
🙋♀️「いや、いいよ。ゆうくん具合悪いんでしょ?」
🙋♂️「お前はなんでいつも俺が言うことに否定的なの?せっかく俺が誘ってるのに。」
🙋♀️「あんなに怒ってたし離婚するのに出かけるの?」
🙋♂️「嫌ならいいよ。」
行っても行かなくてもゆうくんが怖かった。
翌朝、ゆうくんの機嫌がよかった。
🙋♂️「なな、俺なに着ていけばいい?」
久しぶりに洋服を選んであげた。
今日は出かけても喧嘩にならないと思った。
準備を終え、車に乗るとミラーの調子が悪かった。
🙋♂️「またかよ。全然直ってねーし。今日はお出かけ中止かもな。」
すると突然ゆうくんの機嫌が悪くなりマツダに電話をし始めた。
マツダには1〜2ヶ月に1回ペースで行っている。
マツダからしたらきっとゆうくんはクレーマー。
🙋♂️「修理費がかかるなんて聞いていない。」
🙋♂️「直してもらったばかりなのにすぐ壊れた。」
なにかと文句をつけて毎回無料で修理をしてもらっていた。
ミラーの修理が思ったよりも早く終わり、新潟市へ向かった。
