あの日壊れていった自分を
綴ってみます
当時、わたしはお付き合いしていた人と
中野区の方南町で同棲していました
長年勤めていた会社を退職し、
次の仕事は暦通りにお休みがあり、
彼との時間を増やそうと
次の仕事を探していました
とある会社へ面接へ行った時、
何故か雰囲気が違う場所だなぁと
思っていました
そして、その場で採用が決まり、
履歴書に書いてある
誕生日をみて、社長さんは、
誕生日が近いし、みんなでお祝いしようと
その日、会社の方々と食事をすることに
なりました
そして、食事が終わり、2次会
3次会となり、気づけば社長と専務と
わたしの3人で六本木の金魚という
ニューハーフのお店で
お酒を飲み、次は
チラシ寿司を食べさせてあげると
ついた場所は新宿あたりの
立派なホテルでした
この中でしか食べられないと
そこは部屋だったのです
しかし、メニューには
ちゃんとチラシ寿司もあり、
部屋に届きました
社長が入れたコーヒーを一口
飲んだ瞬間、心臓が経験したことの
ない動悸がしました
これはマズイ予感がして、
お酒に酔うことはほとんど
ありませんでしたが
そのコーヒーは明らかにおかしかったのです
早くここから出なきゃと
初めて気づきました!
その時、同棲中の彼は実家へ
里帰り中でした
助けも呼べません
とにかく社長に帰ります!
強くキッパリと伝えました
社長は何度も写真をせがみましたが
断りました
社長はちゃんと家まで送ると言います
仕方なく、家の近くで下ろしてもらいました
そして無事に帰宅し、翌日
警察へも電話しましたが、
そのコーヒーが手元に無いのと、
警察ではどうすることもできないとの
ことでした
もちろんその会社へも直ぐに電話し、
採用の件はお断りしました
ここから大きくわたしは
狂い始めます
先ずは、周囲の人から監視されている様な
感覚、また自分の噂話しが
聞こえてくるなど
盗聴されている感覚にも陥ります
家に誰か入っている感覚もです
実際に警察を呼んだこともありました
そして彼と外食していても
隣の席から友人の名前や、
その母親の呼び方まで同じ呼び名で
会話していて、不信感が強くなりました
しばらく実家に帰ることに
なっても、その頃には幻聴、しかも
知っている人のリアルな声が
聞こえてました
もう、どっちを信じていいか分かりません
幻聴を信じていると
味覚、嗅覚も狂い始めます
そして夜も眠れないことも
あったかもしれません
弟を連れて親から逃げることばかり
考えていました
裸足で家を飛び出して
電車に乗る手前で駅員さんに
止められました
結局は親に助けてもらったのです
逃げる途中に100年経ってもバレない
ウソをつけと看板に書いてあるのを
みて、ウソを突き通そうとしましたが、
結局は本当のことしかいえませんでした
その後も状況は良くならず
強制的に入院しました
その病院でも不思議体験は
続きます
弟の助けを求める声が
聞こえたり、
夜中に弘法大師と思われる様な方が
たくさんの人が歩く足音と
シャン
シャン
シャン
という音が先導していました
ベッドの周りを囲むカーテンに
たくさんの子どもたちが無邪気に
遊ぶ姿が二次元の世界で
映し出されていたり
壁にも別次元の動く
絵の様な物が見えたり
時にプロジェクターの様に
映し出されることも
ありました
2、3日が一週間、
一週間が1ヶ月と長い月日でした
退院してからは
弟の命の危機をずっと強く
感じていました
ある日は弟が水蒸気になって
消えてしまう様な感覚にもなりました
そして弟もたくさん我慢していると
涙を流したこともあります
弟の唇がぷくーっと
ふくれたり、目玉が飛び出しそうに
なったので、わたしは弟を抱き寄せ
泣き叫ぶ様に愛していることを
伝えました
すると、窓の外、
遠くのマンションの踊り場らしき
あたりに半魚人の様な存在が
🙆♂️こうして立っていました
それから数日後に幼な子の声で
わたしと弟の空だよと
名前が
聞こえました
その声が聞こえてからは
不思議な現象はおさまります
それでも、初めて病院で処方された
薬に不信感が強くあり、直ぐに飲むのをやめて
しまいます
その精神薬を飲むと必ず、水に沈められる様に
眠りへ入り、脳は目覚めるのに
身体は起きて来ない様な目覚めになり
呼吸が乱れ、足元がかなりふらつき
立って歩くのがやっとでした
転んだことも
脳震盪を起こし倒れたことも
入院中にあります
自分に合う精神薬に出会えたのは
仕事で大阪へ行ってる時に
再発し、大阪の病院で
その精神薬と出逢います
この時もいろいろありましたが
ビジネスホテルに助けられました
ここから救急車を呼べました
外に出て歩くことが出来ないほど
自分の目と車の動きがリンクしていたり
乗ったタクシーにぶつかる様な
感じもしてしまい、
外を見ることが出来ませんでした
ずっと横になってました
母が大阪まで来てくれたお陰で
新幹線にも乗れました
一人では、脱線する気がしてしまい
怖くて乗れませんでした
信頼できる精神薬に出会えても、
体重の増加や、生理が止まるなどの
副作用から止めてみたり、
減薬したりと
何度も再発を繰り返しています
数年前にわたしに響いたのは
特別なことはありませんと
届きました
コレは特別なことでは無いようです
そしてこれからは
情報に惑わされずに
自分を信じてみます
良いも悪いも本質的にはないと
新時代はおおらかに
生きたいと思います♪
この世は陰陽☯️
両方の世界
バランスよく助けられて来ました
目の前のことを一つ一つ
なるべく丁寧に
なんとなく感じることを
大切にしてみましょうね
読んでいただきありがとうございます😊