今回取り上げるのは、ウエストコーストロック、カントリーロックの雄とも言えるバンドPOCOの「Deliverin'」に続く2枚目のライブアルバム「POCO LIVE」。 
発売は1976年、「Head Over Heels」と「Rose Of Cimarron」の間の頃ですが、録音は74年になります。

メンバーとこのアルバムでのパートは、
写真右から順に
・Timothy.B.Schmit:ベース、リードボーカル、コーラス
・Rusty Young:ペダルスティールギター、バンジョー etc.
・George Grantham:ドラムス、コーラス
・Paul Cotton:ギター、リードボーカル、コーラス
「Deliverin'」はラスティ、ティモシー、ジョージに加えて、バッファロースプリングフィールドのRichie Furay、Jim Messinaも加えた黄金期のメンバーでのライブアルバムでした。「POCO Live」は上記の4人、所謂Fab4時代のライブアルバムになります。


トラック1、冒頭を飾るのは、Blue Water〜Fool's Gold〜Rocky Mountain Breakdownのメドレー。ポコはメドレー形式のパフォーマンスが好きですね。ブルーグラス風の曲を繋げたメドレーになっており、聴いていてとても心地良いです。弦楽器が大活躍。

トラック2は"Bad Weather"。71年の「From The Inside」収録曲。タイトル通りの曇り空の下、静かな田舎でのんびりしながら聴きたい一曲。

トラック3は"Ride The Country"。72年の「A Good Feelin' To Know」収録曲。ティモシーのベースプレイが印象的。この曲に限った話ではないですが、ポールコットンの独特の渋いボーカルにいつも惹かれてしまいます。

トラック4は"Angel"。74年の「Poco Seven」収録曲。重くて且つ深みのある曲だという印象を受けました。ここまでしばらくどんよりとした重い雰囲気の曲が続いたので、やや中弛みな印象も受けました(^_^;) 全体的に見ればこういうのもアリだと後になって思いました。

トラック5は"High And Dry"。74年の「Cantamos」(「Poco Seven」の次)収録曲。ここで雰囲気がガラリと変わり、ボーカルがティモシーの曲に。タイトル通りのカラッとした爽やかな開放的なロック。

トラック6は"Restrain"。72年の「A Good Feelin' To Know」収録曲。またもや重い雰囲気の曲(重い分、深味のある曲ばかりなので嫌いではないです)ですが、ボーカルはティモシー。後半途中で入るジョージ(?)のシャウトがアツいです^_^  最後の展開が聴きどころ。

トラック7は"A Good Feelin' To Know"。1つ前の曲と同じく勿論曲名と同名アルバムの収録曲。最後にこの曲は心憎いですね^_^   底抜けに明るいカントリーロックナンバー。
この曲の1つ前の曲はRestrainですが、両曲が収録されているアルバムでの曲順はこの曲はRestrainの前に配置されています。自分はどちらかというと、今回取り上げているライブ盤での曲順の方が好みですね。
アルバムで前曲までの流れをしっかり味わってからこの曲を聴くと、良さが一層わかるきがします。 ポコらしい一曲で幕を閉じます。


ポコはライブ盤も上質で素晴らしいですね。ポコ独特の明るさが伝わってくる「Deliverin'」も勿論素晴らしいですが、当作はグルーヴを意識したヘヴィーな曲も愉しめるというまた違った魅力があります。