今回はまた打って変わってラテン系のミュージシャン、モンゴサンタマリアの作品です。モンゴサンタマリアといえば、ラテンパーカッショニストとして名を馳せた方ですが、タレントであるユースケ・サンタマリア(かつてラテン系のバンドに居たそうです)の芸名の元ネタとしても知られています。
今回は、モンゴサンタマリアの79年作「Red Hot」です。アルバムジャケットの雰囲気からわかる通り、フュージョン系のレーベルであるタッパンジーレコードからリリースされた作品。設立者のボブジェームスは勿論、Stuffでお馴染みのエリックゲイルとスティーヴガッド、CTIのスターとも言えるヒューバートロウズ、ブレッカーブラザーズなど錚々たる顔ぶれが集い、ゴージャスなサウンドを展開しています。
【楽曲】
1.Watermelon Man
2.A Mi No Me Enganan (You Better Believe It)
3.Jai Alai (Rena)
4.Jamaican Sunrise
5.Afro-Cuban Fantasy
6.Sambita
#1は、彼の重要なレパートリーである楽曲。快活な女性ヴォーカリストの声が何とも奇妙な感じ。
#2は、いかにもファニアレコードのサルサと言った趣。
#3は、ジェフレイトン(この作品で初めて知りました)による、カルロスサンタナのようなギターのメロディが印象的。
#4は、フルートが全面的にフィーチャーされた楽曲で、それゆえにジャケットやアルバムタイトルとは裏腹の涼しげなサウンド。後半のエリックゲイルによるギターがやはり渋い。
#5は、雰囲気をガラッと変えるような、"ラ・ソ・ラ"と吹くホーンセクションが痛快。
#6も、#4と同じくフルートがフィーチャーされた楽曲。ここでのフルートはお待ちかねヒューバートロウズ。熱りが冷めたかのような涼しげなアウトロが粋。

