今回は、ボストン出身のロックンロールバンドとして知られるJガイルズバンドのライブ盤「"Live" Full House」です。当ブログでは初めて取り上げたバンドですが、個人的には超が付くほど好きなバンドでして、彼らのTシャツを買ってしまった程です(笑) 

彼らの醍醐味は何と言っても、リズム&ブルーズを下地としたキレのあるロックンロールサウンドと、ピーターウルフの男気溢れる歌声。今回取り上げるライブ盤を聴けばそれらの魅力が、アナログレコードで言うところのLP1枚という短時間ながらも存分に堪能できるはずです。また、ロックという広い範疇においても優れた名盤であると思います。


【楽曲】
(A面)
1.First I Look at the Purse
2.Homework
3.Pack Fair and Square
4.Whammer Jammer
5.Hard Drivin' Man
(B面)
6.Serves You Right to Suffer
7.Cruisin' for a Love
8.Looking for a Love

1st、2ndとスタジオアルバムを出した直後のライブ盤であり、収録曲全てがどちらかの作品に収録された楽曲となります。屈指のライブバンドというだけあって、スタジオ録音よりかはライブ録音の方がより魅力的であると感じます。
※1st→#1,2,3,5,6,7
  2nd→#4,8
また、収録曲の多くはカヴァー曲です。元ネタに関しては一番下にプレイリストのリンクを貼りましたので、参照していただければ幸いです。

#1は、モータウンのR&Bグループ、コンツアーズが発表した曲のカヴァー。段々と演奏が加速していくアウトロは、聴いていて本当に気持ち良いです。

#4,5,7は、彼らのオリジナル曲(ジャムセッション中に出来たとも考えられます)。#4は、マジックディックのハープがリードをとるブギー調のサウンドで、後に彼らの重要なレパートリーとなる楽曲。この曲は、タツローさんのサンデーソングブックでも偶に取り上げられています。

#6は、ジョン・リー・フッカーのカヴァー。10分近くあるこの演奏の後半では、バンド名が自身の名を冠したものであるにも関わらず比較的前に出ない、Jガイルズの長いギターソロが堪能できます。締め直前のギターソロが聴きどころ。

#8は、これもまた彼らの重要なレパートリーとなるヴァレンティノスのカヴァー曲で、2ndに収録されていたヴァージョンよりもテンポアップされています。ドライブ感溢れるサウンドと観客の熱気が相まった極上のライブ録音。


以下、今回の内容の関連作品です。
※彼らがカヴァーした楽曲の元ネタをプレイリストとしてまとめました(Pack Fair and Squareに関しては見つかりませんでした…)。