今回は、また打って変わってソウル/ファンクものを取り上げます。ジョージア州はアトランタの5人組ファンクバンドブリック、76年のデビュー作『Good High』。

アトランタという土地ならではの粘りのあるファンクサウンドが特徴的。また、メインボーカルも務めるジミー・ロード・ブラウン奏でるサキソフォンやフルートなどといった管楽器も、曲に彩りを添えています。


【楽曲】

  1. Here We Come
  2. Music Matic
  3. Dazz (Dazz Disco Mix)
  4. Can't Wait
  5. Southern Sunset
  6. Good High
  7. Brick City
  8. Sister Twister
  9. That's What It's All About


〈特筆すべき楽曲〉

#2

スワンプロックでよくあるような、粘りのあるアーシーなリズム。前半、後半では情熱的なサックスソロ、雰囲気が変わる中間のパートでは涼しげなフルートソロというこの対比が良いですね。


#3

このバンドの代表曲で、ディスコ、ヒップホップ界隈で定番とされている楽曲。最後まで鳴り響く、濁りのあるシンセの音が心地良いです。ちなみにDazzとは、DiscoとJazzを組み合わせた造語。


#5

リズムで聴かせるといった感じの4曲を経て、こちらは雰囲気で聴かせるナンバー。日の沈む頃の海辺といった感じですね。


#7

代表曲Dazzがありながらも、このアルバムの中ではこれが一番の目玉と言っても良い気がします。とにかく展開が面白く、ファンキーな8ビートからジャジーな3拍子に変わる感じは、まさに"Dazz"といった趣。


#9

最後はメロウなソウルバラード。リズムに重きを置いたバンドである為かややメロディが弱いですが、ムーディなアレンジは100点満点。