これまた随分間が空きましたね、、よく更新していた去年から環境が一気に変わり、結構忙しくなったので、ゆっくりできる時間にマイペースにやっていこうと思います。 


今回は、私の音楽趣味の土台をつくってくれたダリル・ホール&ジョン・オーツのこの作品。(1977年作)  



余談ですが、ホール&オーツは自分にとって重要なミュージシャンではありますが、あまり真剣に聴き込むことがなかったのです…笑 ですが、どういうわけか先月あたりから急に火が付き、最近はかなりのめり込んでいます。


アルバム「サラスマイル」から彼らのアルバムのプロデュースをしていたクリストファー・ボンドの、過剰なスウィートソウル路線の要求や成功による堕落に対するフラストレーションが、ここで遺憾なく発散されています(そのため、彼のプロデュースはここまで)。


さらに、彼らは失恋等で精神的にも参っていたようで、この妙な暗さは、この2つが要因だったと思われます。


というわけで、いわゆる低迷期の作品の一つとされているのですが、聴き手側の自分としてはこのトーンの暗さが好みなんですよね〜 当時は、パンクロックが台頭していましたが、これもある種のパンク精神を感じます。 以下、全曲について。



【楽曲】

1Don't Change
2Why Do Lovers Break Each Other's Hearts?
3You Must Be Good For Something
4The Emptyness
5Bad Habits and Infections
6Bigger Than Both of Us
7Love Hurts, Love Heals
8Winged Bull
9The Girl Who Used To Be

#1

国内シングル盤での邦題は「恋の魔術」。

物悲しくなるコード進行と、キレのあるロックサウンドの組み合わせが見事。このアルバムの中で一番好きです。


#2

これまた国内シングル盤が出てまして、邦題は「恋の傷痕」。ちなみに本国ではまあまあ売れたようですね。

2曲目に相応しい曲調で、いわゆるオールディーズの風味を感じる曲。

 

#3

この中の歌詞で、このアルバムのタイトル「beauty on a back street」が出てきます。軽快なロックンロールナンバーで、後半の手拍子が心地良いです。


#4

ジョンオーツ単独の作品。ジョン自身の失恋について綴った曲で、シリアスな雰囲気がひしひしと伝わってきます。ちなみに、のちのライブ盤「Livetime」では、このアルバムからはこの曲が取り上げられています。


#5

これもジョン単独の作品ですが、2人のハーモニーがとにかく最高。途中のサックスソロが、物悲しい雰囲気によく合ってます。


#6

この曲、タイトルだけ見て考えると一つ前のアルバムに入ってた方がいいと思うのですが、曲調で考えるとこのアルバムの方が相応しいですね。

最初聴いた時はあまり何とも思わなかったのですが、何度か聴いていくと癖になるスルメ曲(もっと言うと、このアルバムの曲の殆どがそんな感じですね笑)。


#7

これは、まさにクリストファー・ボンドへの当て付けですね〜笑 最後の方での、ダリルの悲痛な叫び…


#8

このアルバム唯一の、ダリル単独による作品。インドや中近東アジア、エジプト等の民族音楽の要素を取り入れた、彼らの中では極めて珍しい曲。色々模索してますね〜…


#9

イントロのギター(?)サウンドが独特ですね。ジョンオーツによる、過去に囚われて生きているハリウッドスターへの皮肉。