今回は、久々にウエストコーストロック系の作品です。
今回は70年代のウエストコーストロックバンド、ファンキーキングスのセルフタイトル作品です。メンバーは、イーグルスの楽曲に携わった経験のあるジャック・テンプチン、Honkというバンドのメンバーであったリチャード・ステコル、後にSSW、とりわけ作曲家として大活躍するジュールズ・シアー、スティールギタリストであり後にセッションミュージシャンとして大活躍するグレッグ・リースなどがいました。
内容は、いわゆるレイドバックといった言葉がぴったりの、肩の力を抜いて聴けるようなカントリーロックです。演奏に関しては申し分無く、聴いていて心地良いリズムセクションにも注目していただきたいです。
内容的には優れたものですが、結局このアルバムがFunky Kings唯一の作品となってしまいました。彼等が属していたレーベルであるアリスタには、同じような境遇に置かれたシルヴァー(以前当ブログで取り上げたことがあります)というバンドも居ました。
【楽曲】
(A面)
1.Singing In The Streets
2.My Old Pals
3.So Long
4.Highway Song
5.Nothing Was Exchanged
6.Slow Dancing
(B面)
7.Let Me Go
8.So Easy To Begin
9.Help To Guide Me
10.Mattress On The Roof
11.Anywhere But Jimmie's
#1,4,6,10は、ジャックテンプチン作。彼の歌声はややクセが強いですが、#6は、このアルバムのハイライトだと言えるくらい素晴らしい楽曲です。
#2,3,9,11は、リチャードステコル作。リズムが心地良い楽曲が多く、特にハードブギー調の#11は聴きごたえがあります。ちなみに#11は、キーボーディストとしてジミヘンやデイヴメイスンなどのサポートミュージシャンを務めたマイク・フィニガンが客演しています。
#5,7,8は、ジュールズシアー作。流石後に作曲家として大活躍するだけあって、いずれもメロディが美しいです。個人的には、この3人の中では彼の曲が一番好きですね。
以下、今回取り上げたミュージシャンの関連作品のリンクです。

