地層デジタル777ch プルルポッスンカ テレビ放送 -15ページ目

地層デジタル777ch プルルポッスンカ テレビ放送

只今このチャンネルは シュール をお伝えしています。

その出会いは運命的だった。
道端に捨てられている彼を見たときは胸が締め付けられる思いだった。
可哀想に。
ボロボロになるまで使われて
僕は彼を家に連れて帰ろうと思った。
しかし、ただ迷子になっただけなのかもしれない。
捨てたのではなく、訳があって一旦そこに置いただけかもしれない。
僕は明日また来てみようと思った。
1日目。
彼はまだそこにいた。
2日目。
彼はまだそこにいた。
3日目。
彼はまだそこにいた。
4日目。
彼は雨にうたれていた。
5日目。
彼は落書きをされていた。
6日目。
彼はまた雨にうたれていた。
7日目。
彼は雨にうたれていた。
僕にはもう彼を放っておく事なんて出来なかった。
雨の中傘をさす事も忘れて彼を抱きしめていた。
寒かったろう可哀想に。
彼はかろうじて歩く事が出来た。
歩けるのにどこへも行かなかったのは捨てられた事への失望感からだったそうだ。
僕は彼を家に招き入れた。
彼は久しぶりの暖かい空間だとはにかんだ。
その寂しさを押し殺した笑顔を僕は一生忘れないだろう。
もう君は十分苦しんだ。
君は充分人に尽くしてきたじゃないか。
今度は僕達人間が君に幸せを与える番だ。
君は僕に何も与えなくていい。
僕が君を守っていくんだ。
これからは君と一緒に生きていこう。

なぁ、ドリャうぇもん。