2夜連続スペシャル 匠のストーリー
第2夜は胡麻職人をお伝えします。
私は胡麻職人だ。
私の専門分野は主におにぎりだ。
今日もおにぎりに胡麻をふりかけている。
一つのおにぎりに対しサイズに合わせた丁度いい量の胡麻をふりかけるのが私の仕事だ。
今日もおにぎりに胡麻をふりかけている。
人には胡麻が必要だというのが私の持論だ。
例えばへその胡麻という言葉がある。
他にもあれとかがある。
あの...あれだ。
今日もおにぎりに胡麻をふりかけている。
胡麻職人には流派があり大きく分けて黒胡麻派と白胡麻派に分かれる。
私の専門は主に黒胡麻だ。
今日もおにぎりに黒胡麻をふりかけている。
おにぎり食べたいんだな
もちろん依頼があればどんなものにでも胡麻をふりかける。
例えばおにぎり。
他には...今は特に思いつかないが色々なものに胡麻をふりかけてきた。
以前テレビ局の以来で私のおへそに胡麻をふりかけた時は胡麻が奥まで入ってしまい取れなくて焦った事がある。
しかし私はその時悟ったのだ。
胡麻と共に死ねるのなら本望だと。
これが世に言う胡麻心中である。
そんな胡麻一筋の私には夢がある。
全世界の胡麻職人が持っている夢でもある。
それは、ウァンパンマンの顔に胡麻をふりかけることである。
以前からウァンパンマンには胡麻が欠けていると思っていたのだ。
あの温厚なウァンパンマンが怒りだすまで胡麻をかけ続けたい。
それが胡麻職人にとって最大で最高の夢である。
私はそう思う。
時代のさきっちょを歩く賢人のストーリー。