2057年突如東京に出現した巨大ナマコの影響で生態系に大きな変化が与えられ人間達を襲う巨大なナマコ、ヒル、ヤマナメクジの乱立が相次いだ。そんな中勇敢にも巨大ヌメヌメ生物と戦った無敵のヒーローが無敵戦隊競歩マンなのだ。彼らは人類に平和をもたらしたヒーローなのである。
前回のあらすじ
政府の政策でヒーローが乱立する世の中。人類を救った無敵の戦士競歩マンも自然と端に追いやられていた。そんな中で起こる仲間との衝突。責めるピンク。泣くレッド。彼らの仲が修復する事はあるのだろうか?巨大ナマコに襲われている女性は助かるのだろうか。もっと頑張れ。無敵戦隊競歩マン。
第2話
レッド
「行くぞ!」
...
ピンク
「そっちじゃないわよ赤いの。」
レッド
「え?八丁目のあそこだよ?」
ピンク
「どう考えても逆方向じゃない。あんた狙ってんの?八丁目はあっちでしょ。」
レッド
「え?嘘...だって地図だとこっちになってるよ。」
ピンク
「なんで地図なんて見てんのよ。大体あんた地図も読めないバカじゃない。コイツ本当使えない。」
レッド
「だって俺が先頭で歩くから道間違っちゃいけないと思って...」
ピンク
「大体あんたが歩いて目的地着いたこと一度もないじゃない。もうコイツ本当やだ。ブルージュ先頭歩いてよ。」
ブルー
「そうだな。レッちょんに任せてたらいつまでも着かなそうだし仕方ないだろう。」
レッド
「ブルージュまで...俺ってそんなに頼りないかな?」
グリーン
「皆言葉に出さないであげてるんだから空気読めよレッちょん。」
レッド
「グスッ。俺もう辞めたいよ。もう俺...辞めたいよ。」
イエロー
「カレー美味しいんだな。」
ブルー
「ほら、下らない事言ってないで急ぐぞ。俺達の助けを待っている人がいるんだ。」
レッド
「グスッ。ブルージュ俺もう辞めたいよ。」
ブルー
「ほら、下らない事言ってないで急ぐぞ。俺達の助けを待っている人がいるんだ。」
レッド
「グスッ。ブルージュも俺の事駄目リーダーだと思ってるんだろ?」
ブルー
「ほら、下らない事言ってないで急ぐぞ。俺達の助けを待っている人がいるんだ。」
レッド
「ブルージュ...」
ピンク
「赤いの黙りなさいよ。」
グリーン
「高熱出して寝込めばいいのに。48℃出して寝込めばいいのに。」
レッド
「グスッ。それ死んじゃうやつじゃないかよぉ。」
ブルー
「行くぞ!」
イエロー
「待ってほしいんだな。」
...
ブルー
「しかしレッちょんは本当に使えないやつだな。」
ピンク
「あたし最近気付いたけどあいつ生理的に無理かも。」
グリーン
「それは間違いないな。ピクミンがこの間言った世界中の誰よりも嫌い発言はなかなかこたえてたみたいだぜ。」
レッド
「...」
イエロー
「ハァハァハァ、待ってほしいんだな。」
ピンク
「レッちょん辞めさせてブルージュがレッドやれば?」
ブルー
「確実にその方がいいのは分かってるんだけど会議とか協会の偉いさんに怒られたりとかめんどくさいんだよな。実際。」
ピンク
「確かに~。それさえなければあたしやってもいんだけどね~。」
グリーン
「誰がやってもレッちょんよりはマシだからな。」
レッド
「...」
イエロー
「待って...ほし...いん...」
ブルー
「とりあえずはレッちょんに辞められちゃ困るの俺らなんだから少しは優しくしてやれよ。」
ピンク
「それは無理。てかあいつならこっちから辞めろって言わなきゃ辞めないでしょ。」
グリーン
「今までどんな酷い事しても辞めなかったもんな。」
レッド
「...」
ブルー
「よし、ここからはもうまっすぐだから大丈夫だろう。レッちょん先頭で歩いてくれるか?」
レッド
「...うん。」
ブルー
「おわっ。どうしたレッちょん。そんなに目を真っ赤に腫らせて。」
レッド
「...うん...色々あったんだ...。」
ブルー
「そうか。レッちょんも色々大変だな。俺はレッちょんの事誰よりも信頼してるからな。」
レッド
「グスッ。ブルージュ...」
ピンク
「そんなことより早く前歩きなさいよグズが。」
グリーン
「グズが。」
ブルー
「クズが。」
レッド
「え...?」
トボトボと現場へ向かうレッドを追い抜いていく3人。
慌てて走りだし先頭に立つレッド。
彼らは無事巨大ナマコから善良な市民を守る事は出来るのだろうか。
次回無敵戦隊競歩マン
『あの...あれだ...あの...隣町のやつ』
お楽しみに。